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2008年7月 3日 (木)

そりゃ、面倒くさいよ ~サマータイム~

「サマータイム導入を面倒くさがる日本」
経営コンサルタント 大前 研一氏
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/a/138/

そりゃ、面倒くさいですよ。効果があるかどうか分からない(もちろん反対派は効果がないと信じている)もんを、大変な労力をかけてやるっていうんだから。

どれだけ大変かは、以下のブログを読んでもらえば、実感できると思います。
「想像を絶するほどのコストがかかるサマータイム制導入」
http://d.hatena.ne.jp/suikyojin/20080703/p1

以下青字部分は、大前氏の記事から引用

このことは会社の運営に例えれば分かりやすい。社長が社員全員に「こんなことをしようと思うのですが、みなさんの意見はどうですか? 反対意見が一つでもあれば取り下げます」なんてことを言うだろうか。

変な例えです。
「反対派が少しでもいるから、導入はやめよう」っていう流れになっているわけではないですよね。そういう発言をした人がいるなら教えてほしい。
トラックバックを見る限り、反対の人が多数派のような気が・・・
大前さんは、「賛成意見が一つでもあれば、実施すべき」と言っているのでしょうか?

この議論をしていて、ある人が、冬の暗いうちから会社に出勤するのはイヤだと言った。つまり、彼は(そして多くの人は)サマータイムが夏の間だけの事なのだということさえ理解していないのだ。

こういう、特殊な人の例をあげて、日本全体がサマータイムのことを知らないかのように言うのもどうかと思います。みんな、そんなに馬鹿じゃないよ。サマータイムがどんなものかくらい知っているんですけど・・・

トラックバックの中にあったブログに、すごく説得力のある記述があったので、引用させてもらいます。
「内需拡大を目的としたサマータイム導入は断固反対」
http://netscrander.com/archives/nomore_summertime.php

このように東京では夏冬と4時間程度しか日照時間が変わらないのに比べ、ロンドンでは9時間も異なる。夏になって、日の出が冬より2時間早くなって日の入が2時間遅くなる程度の東京と、夏になると朝は3時間以上早く日が昇り、夜に至っては冬よりも5時間も日が長いロンドンではライフスタイル自体に違いがあるのは当たり前。

地理によって、実効性が大きく異なるんですねー。

前にも書いたんですけど、
ごまかされるかっ!サマータイム: 主張
何も時計進めなくても、早起きして時間を有効に使っている人は、いくらでもいますって。何も時計進めて、無理やりごまかさなくても。

いっせいに、時計進めてラッシュ時間がシフトするより、何分の一かの企業が実施すれば、時差通勤の推進にもなると思います。(これは誰かが書いていた受け売りですが)

サラリーマン「再起動」マニュアル
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