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2008年8月 3日 (日)

うん、期待通り。 『33分探偵』

番宣を見て、久々に見たいと思ったドラマ『33分探偵』(フジテレビ、出演:堂本剛、水川あさみ、高橋克実、小島よしお)。

誰の目からも犯人が明らかな事件を、ゆるい推理で33分間(番組の正味放送時間)持たせるという、コンセプトに惹かれました。

そして見てみると、予告どおり、開始5,6分のところで、明らかに犯人と思われる男が捕まります。
そこに、堂本君の「果たしてそうでしょうか」。
周りの空気は、「そうだと思うけど・・・」

堂本君が穴だらけの推理を披露した直後に、あっさりと否定されます、しかもその否定が論理的で的確だったりします。

このへんの、ツボみたいなものは見てもらわないと伝わりにくいと思いますが、とても楽しめます。推理がアホなんです。トリック好きの(でも、ちょっと抜けてる)人が言いそうなこと、的な感じが。

こういう設定が好きなのには訳があって、従来のトリック物の反動がちょっとあります。

好きな人がいたら申し訳ないが、『ガリレオ』という福山雅治さんが主演していたドラマがあったんですが、これは天才教授がトリックを暴くという感じの設定でした。

こういう設定になってくると、トリックを前面に押し出している以上、過剰に期待してしまうというか、ちょっとでも粗があったら、そこに目が行ってしまうじゃないですか。

こんなんがあったんですよ。

ストーリーの詳細は、以下のブログを参照してみてください。
ガリレオ 第5話
http://luru.at.webry.info/200711/article_12.html

ものすごく、ざっと書きますと・・・

妻と子供に保険金を残すために、男が他殺に見せかけた自殺をした。
そこで、いくつかの仕掛け的なものを使った。この辺がトリックになっている。
でも、死体が発見されたときに、そんな物はなかったぞ、ってなった。それらの道具はどこへ行ったのか?

遺書に従って、奥さんが回収していた。

って・・・・
それはナシでしょ。
自動的に無くなってしまう仕組みとか、実は残っているんだけど気付かない形になっている、とかにしないと。「回収」がアリなら、なんでもできちゃうじゃん。

という、推理物、トリック物には付き物の、つっこみたい衝動を、逆手に取ったという点で、私は「33分探偵」が気に入ったのです。

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