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2008年8月12日 (火)

愛煙家の真の敵は

ここ数年で、喫煙者はものすごく肩身が狭くなりました。

喫煙できる場所が限定され、新幹線や特急の喫煙車両が廃止され、たばこ増税論議がわき上がったり。

僕は、今の煙草バッシング的な風潮は、行き過ぎだと思います。

でもね、原因を作っているのは、喫煙者自身なんですよ。

たばこを好まない人でも、お父さんが吸っている、旦那が吸っている、同僚もほとんど吸っているという状態なら、ある程度の許容みたいなものはできるんです。

人込みで歩きタバコする人や、ポイ捨てする人を見ても、「そういうマナーの悪い人」もいるんだなあ、と思う。

でも現在(そして将来)みたいに、喫煙者が減って、分煙が進んでくると、タバコを吸うのは「一部の特別な人」という感覚になってきます。

この状態で、マナーの悪い人を見たら、喫煙者=マナーの悪い人という発想をします。(正しいかどうかは別として)

僕はタバコを吸いません。なので、タバコを吸っている人を見ることはほとんどありません。会社では喫煙所でしか吸えないし、飲食店も分煙されているか、全面禁煙です。

そうなると、たばこを吸っている人を見るのはどこか?もはや、歩きタバコをしている人だけなんです。

そして、僕の観察の経験から、歩きタバコをしている人を見ていると、10人に1人くらいの割合でポイ捨てします。

実際の関係は、

喫煙者>歩きタバコする人>ポイ捨てする人

なのですが、喫煙者がマイノリティになってくると、結局、人はこの三者を同一視してしまいがちになります。
愛煙家の敵は、嫌煙家ではなく、「マナーの悪い喫煙者」です。

ちなみに、よほどの田舎ならともかく、ある程度の都市部なら、歩きタバコ自体マナー違反です。

周囲に人がいるがどうかは関係ありません。自分が歩いている50メートル後ろに、顔をしかめている人がいることに、あなたが気づいていないだけなんです。

受動喫煙防止条例―日本初、神奈川発の挑戦
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