主役はあくまで石川遼選手なのか
ゴルフのことはよくわからないので、もし大きな間違いをしていたらごめんなさい。
今朝、めざましテレビを見ていたら、フジサンケイクラシックのニュースをやっていました。朝ごはんを食べながらなので、テレビ画面はチラ見程度。
なんとなく聞いていると、ハニカミ王子こと石川遼選手が、最初の方で池ポチャでダブルボギーを出したんだけど、その後は持ち直した、のような内容。
優勝 or 上位に食い込んだんだと思ったのだが・・・よくよく聞いて(見て)みると17位タイ。優勝者の名前も言ったんだろうが、サラッと流した感じで印象には残らず。
石川、獲得賞金1500万円突破でシード権ライン“当確”
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/golf/176529/
優勝賞金の額で、シード権を取れるかどうかというポイントもあったので、注目されるのも分からないでもないが(上の記事を参照)、そこまで王子目線で報道する必要があるのだろうか。
今回のゴルフが特にどうということではなく、他のスポーツでも人気のある選手を中心にした表現で、点を取った/取られた、勝った/負けたという表現。
国際試合ならともかく、日本人選手どうしの試合でも、そのような表現が目立つような気がします。
「A vs B」の試合で、
Aが点を取られて、Aが点を取って、Aの調子が上がって、Aの調子が崩れて、Aが負けたという調子。
Aが点を取られたのなら、Bは取ったのだろうし、Aの調子が崩れたときには、Bの調子が上がっていたのだろうが、あくまでAの目線での報道。なんだかなあ。
これとはちょっと違うけど、メジャーリーグの日本人選手の報道なんかも気になります。○○は何打数何安打、こんなファインプレーをして、こんな場面でヒットを打って大活躍。ちなみにチームは負けました。
のような報道。野球はチームの勝ち負けの方が重要でしょ。観戦の仕方が間違っておる。
ふと、思い出した、黒柳徹子さんのエピソード(たしか徹子の部屋かなんかで見たような)。黒柳さんはスポーツに疎かったそうです。
野球場にて、あるチームの選手たちに
徹子「勝ちましたか?」
選手A「勝ちました」
徹子「勝ちましたか?」
選手B「ええ」
徹子「勝ちましたか?」
選手C「はい」
徹子「みなさん、勝ったそうで良かったですね」
相撲みたいなルール(ひとりひとりに勝ち負けがある)だと思っていたらしいです。
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