『出身地(イナカ)がわかる!気づかない方言』
以前、東京女子大の篠崎晃一教授(方言学・社会言語学)の調査結果で、救急絆創膏の呼び名を地域別に調べたものが面白かったので、紹介しました。
絆創膏? バンドエイド? サビオ? カットバン? リバテープ? キズバン?: 主張
地域別のものの呼び名というのが面白げだったので、図書館のシステムで篠崎晃一教授の名前で検索して、何冊か借りてみて、いくつかはあまり興味なかった(失礼)のですが、この本は嫁(私とは違う地方の出身)と一緒に楽しく読めました。
ほんとに地元の人しか使わないようなバリバリの方言を紹介されても、ふ~んとしか思えませんが、この本の「気づかない方言」というのがポイントで、本人が方言と気付かないまま使ってしまっているような言葉がたくさん載っていました。
地方から出てきて、すっかり東京人になったつもりが、ふとした瞬間に出てしまう地方色みたいな感じですね。
蚊に「くわれる」/「かまれる」とか、「びり」/「どべ」とかね。
すっかり標準語の東京人になりきったあなたも、きっとどれか使っているはず。
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