『アルファブロガー』はネガティブなことは書かない
『アルファブロガー』という本を読みました。
いろんなブログから参照されていて、世の中を動かしてしまうような、すごいブログを書いている人たちのことをアルファブロガーというそうです。私はそんな言葉は知りませんでした。
そんなアルファブロガーたち11人のインタビューをまとめたのがこの本です。
なんか、みんなバラバラなキャラクターで、ブログの内容も書き方もいろんなやり方があるんだなあと参考になります。真似をするというんじゃなくて、自分なりのやり方を見つけるのが重要なんだなーと。
そんなバラバラな中にも、ネガティブな書き方は避けるという共通点が、何人かにありました。
「ネタフル」のコグレマサトさん
プレッシャーというよりも、書く内容には気をつけます。政治の話は書かないとか、基本的に悪いことは書かないようにしていますし、悪いニュースでも最終的には良い方向になるように書いています。
「On Off and Beyond」の渡辺千賀さん
否定的なことは極力書かない。好き嫌いというのは表裏一体で、「Xが好き」という裏側には「Yが嫌い」というのがあるわけですが、「Yが嫌い」を書く代わりに「Xが好き」というのを書くように気をつけています。
「情報考学 Passion For The Future」の橋本大也さん
ネガティブなことを書きはじめると、自分に返ってくることが多くていけません。自分自身ネガティブな考えになったり、それによって反論されたり、人間関係が壊れるとか、思わぬ展開があって、何か悪いことを書くと世の中つながっているので、いろいろな形でこっちに返ってくるんですよ。それがイヤになる理由のような気がしています。
また、ブログの秘訣に関して、「ネガティブなことを書かない」というのは、「百式」の田口さんと意見が一致したとのこと。
んー、確かに負のエネルギー出しまくっている記事は、ちょっとねーというときがあります。わたしも愚痴ばっかり書いている場合じゃありません。
そして笑ったのが、橋本さんはamazonのアフィリエイトで、
いまのところ四半期で1500冊ぐらい売ってますね
おぉ~。でも、
実際は、いくら売れてもギフト券に変換されていて、奥さんが勝手に注文して全部使っちゃうので(笑)、お金的には全然関係ないんですよ。
例えば本が1冊1000円だとして、3%だと30円、かけることの1500で、45000円か。
けっこうな額ですが、月あたり15000円だから、本とかCDとかちょっと多めに買えば、すぐなくなってまいそうな気がしますね。
意外と儲からんもんですなー。
ちなみに、「切込隊長BLOG」の山本一郎さんは、アフィリエイトの儲けに関して、
もうほんとクソみたいなもんですよ(笑)。僕も最後には全部外しちゃいましたからね。自分の書いた本のまで外しちゃいましたよ(笑)。
とのこと。いさぎよい・・・
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» アルファブロカーがブログにネガティブなことを書くな!は在特会の攻撃に苦しんでいる在日にいわせれば安全圏でものをいっているのか?となるんですかね。 [赤線与太話]
「ネタフル」のコグレマサトさん
プレッシャーというよりも、書く内容には気をつけます。政治の話は書かないとか、基本的に悪いことは書かないようにしていますし、悪いニュ ... [続きを読む]
この本の紹介を・・・
私もどこかで読みました。
・・・納得!です。
私も全部読んでみたくなりました♪
本音は・・・
買う、というより、図書館で借りたい部類の本ではあり・・・そういう意味では少々悩み中本です;
投稿: うっし〜 | 2008年10月14日 (火) 15時46分
ちなみに私も図書館で借りて読みました。
読みたいと思った本を全部買っていると、金銭的にキビしいので・・・
あと、住宅事情的に、かさばるのがねぇ。
私は、川崎市に住んでいるんですが、ネットのシステムから予約すると、市立図書館のすべて(分館など)から取り寄せてもらえるので便利ですね。
ほとんどの自治体の図書館で、このようなサービスをやっていると思います。
ネットで検索、予約、最寄りの分館で受け取り、みたいな感じで、便利な世の中になりました。
投稿: 管理人 | 2008年10月15日 (水) 04時31分
私もそぅそぅ!と思い、早速図書館の蔵書検索をして、予約しました♪
ありがとうございます。
自分の在住市の図書館にはなく、隣りの市の図書館の予約をしました。(このあたりは、それぞれに図書館の登録をしておけば、予約をすれば、近隣の市の図書館のものも借りられる連携があるんです。自転車で3分も行けば、隣りの市、というところに住んでいるもので。)
『在館中』になっていたので、近日中には借りられそうです。(最寄りの図書館に転送してもらい、受け取れるんです。)
ホント、最近は図書館も便利なシステムになり大助かりです☆
個人的には、新刊なら100円までなら払っていもいいから、話題の新刊も借りやすくなるといぃのになぁ〜・・・とは思います。
同じく、家の中で、本の場所がそんなに取れない・・・というのが悩みで。。。
でも、著者さんのことを思うと・・・買わなくちゃ。。。ですよね;
投稿: うっし〜 | 2008年10月15日 (水) 10時47分
そうですね。たまには買わなくちゃと思いますね。
以前、ゴーマニズム宣言っていう本で、ブックオフ(名指しだったかな?)の弊害のことが書かれていました。
新刊が出ると真っ先に買う人がいるんだけど、その日に読んですぐにブックオフに売る、それを買った人が読んで、またブックオフに売る・・・ぐるぐると流通して多くの人に読まれるんですが、結局、著者や出版社に入るお金は、最初の1回分に対するもののみ。
そのシステムが、著者や出版社の財政状況を圧迫して、結局は面白い本が作れなくなる、というものだったと思います。
それを踏まえると、図書館もあまり変わらないなあと思って複雑な気分です。
新刊の頃は小額のお金を取って、著者に還元するとか、借りられた回数に応じて印税みたいな形で払うとか、何かしら還元する仕組みがあってもいいかなと思います。
図書館利用派の人がそれほど多くないので、あまり問題になってないのかもしれません。
投稿: 管理人 | 2008年10月16日 (木) 12時50分