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2008年12月17日 (水)

「内定取り消し」には「内定辞退」で対抗

内定という響きだけ聞くと、場合によっては変更の可能性があることを示唆しているように感じられますが、それは許されないと思いますよ。だって、学生側は他の会社の内定を蹴って一社を選んでいるんですから。

過去の判例からも、内定の取り消しには、合理的な理由が必要とのことです。

【主張】内定取り消し 安易な雇用調整は逆効果
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/200431/

問題となるのは、経営悪化が内定取り消しの理由にされている点である。最高裁の判例によれば採用内定は、たとえ文書を取り交わさなくても労働契約が成立したと見なされ、契約解除には合理的な理由が必要とされる。

経営悪化が内定取り消しの「合理的な理由」になるか?なるわきゃない。会社の規模にもよりましょうが、役員クラスの幹部社員の給料を数10パーセットカットすれば、新入社員くらい雇えるはずですよね。

それに損得から言っても、内定の取り消しなんかすれば、正式には公表されなくても、あっという間に「内定を取り消す会社」として世の中に知れ渡るでしょう。来年以降の新人採用、誰も受けにこなくなりますよ。

それでもなお、新入社員を雇うと会社がつぶれるという状況の会社は、そもそも「内定」なんか出す権利はないんです。雇えるタイミングで中途採用すればいいです。詐欺まがいの「内定」を出して、新卒学生を確保しておこうとしてはいけません。

「内定辞退」で対抗

悪質な企業が野放しにされるようなら、学生の側も自衛するしかありません。来年からは、複数の内定をもらえたら全部引き延ばしておいて、4/1に連絡すればいいんです、「やっぱり別の会社にします」と。

きっと大混乱になりますから、そんなことにはならない方が好ましいのですが、いずれにせよ、「内定は一社」という紳士協定を守ってきた学生側が割を食うのはおかしい話です。

内定を取り消すということが、その会社にとって致命的な行為であることを、もっと考えてほしいですね。

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