« 面白いから見るわけじゃない | トップページ | 婚活 »

2008年12月10日 (水)

「裁判員に選ばれた」とブログに書いてもOK?

裁判の内容についてはもちろんNGだけど、自分が裁判員だということくらいはいいんじゃないの?と思っていたのですが・・・

以下の記事(産経新聞に掲載された同じもの)を読んで、そうではないということを知りました。

【裁判員制度】誰になら話していいの?ブログはどうなの?
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/200179/

何人も裁判員、裁判員候補者もしくはその予定者の氏名、住所、その他個人を特定するに足りる情報を公にしてはならない。

という規定があり、「何人(なにびと,なんびと)も」には本人も含まれるとのこと。

完全匿名、個人情報ゼロのブログならよさそうなのですが、

匿名なら問題ないように思えるが、そこに書かれた別の情報とつきあわせて個人が分かるようなら、グレーゾーン。もちろん、実名のブログなどで公表するのはダメだ。

と記事にありました。大概のブログはグレーゾーンでしょうね。

ところが、こんなことになってしまっているようです。

「裁判員の通知届いた」――mixi日記で告白相次ぐ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/01/news037.html

「今日、家に帰ったら最高裁判所から封書が」――SNS「mixi」の日記で、裁判員候補者に選ばれた人が、通知が届いたことを告白するケースが相次いでいる。本名を明かしているユーザーもいる。

ほらー、こうなっちゃうんですよ。

裁判員制度が始まることも、タレントが広報に使われていることも、サイバンインコみたいなPRキャラがたくさん作られていることも知っていますが、肝心のところが周知されていない。お金の使い方考えないと・・・

というより、制度自体がどうも、みんなにそっぽ向かれている感じがしないでもないですが。

[2009年8月13日追記]
裁判員裁判が終わってしまえば、裁判員をやったこと自体を、個人が特定できるような形で公表しても問題はないようです。

「裁判員をやりました」とブログに書いてもOK!
http://claimant.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-32df-1.html

なりたくない人のための裁判員入門 (幻冬舎新書)
なりたくない人のための裁判員入門 (幻冬舎新書)

« 面白いから見るわけじゃない | トップページ | 婚活 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「裁判員に選ばれた」とブログに書いてもOK?:

« 面白いから見るわけじゃない | トップページ | 婚活 »

スポンサーリンク


スポンサーリンク


無料ブログはココログ