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2009年1月20日 (火)

ストリートビューにはまる5歳児

日経のメルマガに載っていた記事の見出しを見て、思わず反応。

ネット・スーパーを愛用する妻,YouTubeにはまる3歳児
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20090119/164206/

「YouTubeにはまる3歳児」のほう。うちの子供も4歳くらいのときに、YouTubeで電車の動画を見せたところ、狂ったように見続けてました。YouTubeって1つ動画を見ると、関連した動画が次々に表示されるから、文字をタイピングして検索とかができなくても、延々と見てられるんですよね。

最近(現在5歳)はまっているのが、グーグルマップとストリートビュー。これもほっておくと、ずーっと見てるので時間を区切ってやめさせてます。なにやらものすごい集中力で見続けます。おそらく、やめさせないと、倒れるまで見てるんじゃないでしょうか。

息子の姿を見て,2008年11月にテレビ番組で取り上げられて話題になった“デジタル・ネイティブ”という言葉を思い出しました。生まれたときからインターネットやデジタル機器に囲まれて育った子供が大人になったとき,世の中が大きく変わる可能性があるというものです。

上記の記事中では、デジタル・ネイティブの例をあげてましたが、YouTubeを見たり、ストリートビューを見たりして遊んでいるレベルでは、「テレビを見る」のと同じくらいの程度のような気がします。

情報をどう収集するか、何を創造するか、どう発信していくか、みたいなレベルまで行き着けばいいんでしょうけどね。そこまで行って、初めて、ネイティブの強みが出てくる気がします。

藤原正彦先生が「国家の品格」の中で、小学生からパソコンなんか教えたら、日本からパソコンを作れる人がいなくなってしまう、というようなことを書かれていたのを思い出しました。

私くらいの世代以上だと(私は1973年生まれ)、コンピュータに最初に触れたのは、学問や仕事の道具としてではないでしょうか。私は、大学生の時に、プログラミングと実験データの処理に使ったのが初めてでした。

学校の授業で、小学生がコンピュータで何ができるだろうと考えると、限界のようなものを感じてしまいます。もちろん、それなりに有意義なことをやらせようとはしているのでしょうけど。教育においての、順番とか優先度を考慮したときに、コンピュータがカリキュラムに入ってくるのだろうかという疑問を、やはりもってしまいます。

国家の品格 (新潮新書)
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