マンガのアニメ化・ドラマ化について
<ドラマ化の話>
正直なところ、マンガのドラマ化については、もうちょっと慎重になってほしいなあと思っています。人気のあるマンガをドラマ化すれば、ある程度視聴率が取れるという、打算が見え隠れしているときがあるので。
少し記憶に頼っているので、間違っていたらごめんなさい。
以前、「ヒミツの花園」というドラマがあって、釈由美子がマンガの編集者という設定でした。このドラマ自体はオリジナルで、マンガを原作としたものではありません。
このドラマの中で、マンガを安易にドラマ化することを批判するような台詞が出てきて、なかなか辛口だなあと思いました。当時(今も?)のドラマが、マンガ原作のものばっかりだったので。
おそらく、私の見た回のことが書かれている、ブログ記事がありました。
ALBEDO0.39 | ヒミツの花園 第7回
http://albedo039.jugem.jp/?eid=471
上記から、台詞を引用させてもらいます。
原作の設定だけ利用して、脚本が違うものになっていて、
「こんなに原作めちゃくちゃにされて、どうやって説得しろっていうんですか?」
とか。あと、
「原作越えたドラマなんて無いもん」
って台詞は、面白いですね。誰もがうすうす実感している事実。
でも、原作の方が良かった、なんていう人はたくさんいますけど、ちょっと無粋な気がします。原作のファンであればあるほど、相違点に違和感を感じちゃうんですよね。
でも、このドラマ、その後、コミック化されているんですね。微妙な感じ・・・
<アニメ化の話>
ちょっと話変わって、この前、たしか東京MXでブラックジャックのアニメやってて、アニメ化されたものは初めてみたんですが、すごく違和感がありました。ものすごくシリアスタッチなんです。ブラックジャックがハードボイルド。
原作ってそんな感じではないじゃないですか。緊張と緩和の連続というか、崩すところでは崩している。「ひょうたんつぎ」とか「おむかえでごんす」とか。「赤塚不二夫のマンガじゃあるまいし」みたいな台詞が出てきたり。
でも、それをアニメにするのって難しそうですよね。起伏がありすぎて、ぐずぐずになってしまう気がします。マンガだから出来る表現であって、アニメには向かない。だから、ブラックジャックのアニメはシリアスなタッチを選択したんだなあという気がします。
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