廉価版ハイブリッド車
車を買い替えようと思った際、
家計が厳しい→できれば燃費のいい車→燃費がいいと言えばハイブリッド車→よし、プリウス買おう
とは、絶対にならないですよね。家計が厳しい人がプリウスを買うなんて、まあ聞かない話です。
超長距離通勤をしているとか、毎週末遠出しているような場合でない限り、ハイブリッド車の価格上乗せ分って、そう簡単にはペイしないですよね。
なので現状、ハイブリッド車に乗っている人って、環境意識の高い層(かつ、ある程度富裕な層)に限られてしまうような気がします。
そんなこんなでハイブリッド車はなかなか普及していないのが現状なのですが、面白い記事を読みました。
【技術フロンティア】廉価版“ハイブリッド車”
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090106/181964/
停車時にエンジンを止めて燃料を節約。再始動はモーターで補助する。
従来のハイブリッド車よりも追加コストが安く、導入のハードルは低い。
燃費は1~2割改善する。環境対策車の有力技術として期待が集まる。
なんか地味な感じのする技術ですが、「一時停止が多い市街地走行では、機構を搭載していないクルマに比べて1割近く燃費が改善される」そうです。
通常のハイブリッド車は、数十万円上乗せした価格になってしまいますが、上記の機構だと、数万円の上乗せで実現できるそうです。
急発進したいときのタイムラグの問題なども解決されつつあるようです。(右折待ちでエンジン止まって、発進に時間かかったら怖いですもんね)
ブレーキ減速時のエネルギーを、リチウムイオン電池(高価)ではなく鉛蓄電池(安価)に蓄電する「マイクロハイブリッド」という機構もあるそうです。
簡単に元の取れるハイブリッド車の登場が待たれますね。そういう自動車じゃないと、庶民は乗れないですから。
[2009年1月9日追記]
言っている矢先から、プリウスが売れているというニュースを見てしまいましたので、言い訳をすべくエントリを書きました。
プリウスって売れてるんだねえ
http://claimant.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-7124-1.html
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