保存食用のチョコレート
新型インフルエンザパンデミックに備え(?)、保存食品を整理していたところ、「Mary's 保存食 チョコレート」というものが出てきました。
私が買ったわけではなく、たしか嫁が知り合いからもらったとかなんとかという経緯で、家の保存食入れにあったものです
賞味期限を見てみると、どれどれ、「2008年3月14日」。うん、ばっちり過ぎてるぞ。奇しくも去年のホワイトデーとなっております。
三度目の年男ともなると、捨てたりなんかしませんよ。「保存期間 3年」となっております。だいたい、3年もったものが、4年もたないはずがない。
食べてみました。
戦後すぐの子供ならいざ知らず、なんせ飽食の時代の中年なので。んー、どちらかというとあまりおいしくない。「口溶け」が弱い。あまりにも溶けないんで、ボリボリと食べました。保存性を考えて、溶ける温度を高めにしてあるんでしょうね。でないと、夏にドロドロになっちゃいますからね。
気になるので、検索してみました。
exciteニュース
老舗ブランドの美味しい「保存食チョコレート」
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091175130072.html
これは株式会社メリーチョコレートカムパニーが販売する製品。「保存食チョコレート」は製造日より1年間、冷暗所で保存できる。購入して食べてみたのだが、これが、いつものメリーチョコレートと変わらず美味しい!
「美味しい!」点が強調されていたのだが、・・・、美味しいか?
ただ、上記の記事に出てくるものと、うちにあったものとはパッケージが違います。
メリーチョコレートカムパニー その他の商品
http://www.mary.co.jp/main/product/productsyousai/sonota.htm
メーカーのサイトを見てみると、exciteニュースに出ていた商品はあるのですが、うちにあった製品は載っていません。保存期間も1年と3年で異なります。
うちにあった製品はいったい???
と、謎が深まったところで、以下の記事を見つけて納得。
Garbagenews.com
保存食にいかが? 老舗ブランド「メリーチョコ」の保存食用チョコレート
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2007/03/post_2166.html
・両方ともメリーチョコレート製で間違いない。
・賞味期限一年のチョコレートはカカオバター100%を使っているが、三年の方は(カカオバター100%だとどうしても熱などで溶けてしまうため)植物油脂を多少使っている。そのため、賞味期限に違いが出る。
・ただ、三年ものはカカオバター100%でないため一年ものと「比べると」味的に……なところがある。メリーチョコレートとしてはお客様に「美味しいチョコレートを提供したい」という想いがあるため、お勧めできる一年ものだけを公式サイトに掲載している。
とのこと。
味重視のものと、保存期間重視のものだったのですね。
バレンタインにいかがでしょうか?(冗談です)
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