振り込め詐欺犯への配慮?
「これが「出し子」だ 振り込めの10人写真公開」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/222531/
振り込め詐欺対策を進めている警視庁は16日、だまし取った金を現金自動預払機(ATM)から引き出す「出し子」10人の顔写真をホームページで公開した。
どれどれと思って、警視庁のサイトを見てみました。
STOP!振り込め詐欺:警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/anzen/sub10.htm
壁紙にでもしようかなと思って(ほんき?)、振り込め詐欺犯の画像を右クリックしてみると・・・、
右クリック禁止
警視庁のサイトだから、全体的に画像の扱いとかが厳しいのかな、と思い他の画像をクリックしてみると、他の画像は別にOK。
ピーポーくんの画像も、「手口は・・・いろいろ♪」と言っている島倉千代子さんの画像(こちらはPDFのサムネイル)も右クリックから保存可能です。
なのに、振り込め詐欺の犯人の画像が絡んでいる場所では、画像そのものも、画像ページへのリンクとなっているサムネイル画像も、「右クリック禁止」になっています。
なんでだろう?右クリックで画像を保存させるのを防ごうとしているように見えます。
たとえ振り込め詐欺犯でも、肖像権は尊重してあげようというメッセージなのか。カメラに写っている人物が検挙された後に、過剰な社会的制裁を受けてしまうことを防ぐためか。そんな配慮する必要あるのかなあ。
でもねえ、「出し子」なんて、振り込め詐欺団の中では、割に合わない役割だと思いますよ。結局下っ端でしょ。はした金の報酬を手に入れるために、防犯カメラに写されちゃって、ネットで公開されちゃって。
もし捕まって、服役して、罪を償った後も、ネット上には、「こいつが犯人です」の画像が山のように散らばってて、それらは永久になくならない。ポスターはなくなっても、ネット上の画像はなくならないですよ。社会復帰もままならないのでは?
ね、割に合わないことは、しないほうがいいと思いますよ。
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