萌え系×物理学
産経新聞に、サイエンスライターの竹内薫さんがコラムを連載してて、私は毎週楽しみにしているんですが、今日の紙面を見てびっくり(というか大笑い)しました。
同じ記事が、MSN産経ニュースにアップされていたので、そちらを参照してみてください。
【竹内薫の科学・時事放談】萌える物理学 まじめ人間・竹内薫の危機!?
http://sankei.jp.msn.com/science/science/090214/scn0902140809001-n1.htm
1年ほど前になるが、さる硬派の出版社から「萌え系の物理学の副読本を書いてくれ」と依頼がきて、びっくり仰天した。まず、どうして物理学を「萌え」で学ばなくてはいけないのかが理解できなかったし、当時はまだ、私自身が「萌え」なる感覚を理解していなかったからだ。
「よほど断ろうかと思った」そうですが、もろもろの理由から引き受けたそうで、完成した本が、これです。
竹内薫氏と「萌え」という組み合わせの時点で、ちょっと噴き出しそうになるのですが、こういうのもありだと思います。物理学の間口を広げるのに有効かと。あくまでもサブとして。
そして、ここが面白かったのですが、出版後に竹内氏が近所の書店の科学コーナーに行ってみると、物理学書の棚の真ん中にこの本が平積みになっていた。また、別のアニメ専門の店に行ってみると、そこでも萌え系の本に交じって平積みになっていた、とのこと。
萌えと物理学がここに融合(したのか?)。
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