地デジの準備は急がなくてもいいんじゃないかと・・・
ちょっと前のニュースになりますが、アメリカの地デジ移行が遅れていて、アナログ波の停止が延期されたそうです。
「米国で「地デジ」移行延期 機械普及間に合わず 景気後退背景に」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/221194/
【ワシントン=山本秀也】オバマ米大統領は11日、今月17日に予定されたアナログ地上波テレビ放送の停止を6月12日に遅延させる法案に署名した。深刻な景気後退のなかで、お年寄りや貧困世帯でデジタル化に対応した機器の普及が間に合わず、「移行を予定通り強行すれば数百万人が暗闇に取り残される」(オバマ大統領)と判断した。20世紀にテレビ文化を生んだ米国で、地上デジタル放送への完全移行は約4カ月遅れる。
650万世帯が準備を終えてないそうで、それが延期の理由のようです。でも、4ヶ月経過したところで、そんなに状況が変わるんでしょうかねえ。
で、日本の場合も、程度の差はあれ、100%準備完了となるわけないので、似たような事態が起こりそうな気がします。何パーセント程度完了していれば、「停波しても、問題なし」と判断するんでしょうね。どうがんばっても、5%くらいは残りそうな気がします。
で、この5%は、地デジ対応しなければいけないことを知らないわけでなく、新しいテレビや、変換チューナーが買えないわけでもなく、実は、「テレビどうでもいい」っていう層なんではないかと。
アナログ波が停止されて、テレビが見られなくなって、しばらく見ない生活を続けてみて、どうしても見たければ買おう、どうでもよければ、そのままにしておこう、という考え方もありそうな気がしますね。
それに、ケーブルテレビ(CATV)では、しばらくはアナログ波を送信し続ける措置をとるような話もありましたし(以下の記事)、
地デジ普及の遅れを受けて、2011年7月24日以降もアナログ放送が受信可能に - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090108_analog_tv/
こういうのがあると、「準備しなくちゃ」感は完全に薄れますよね。うちも、アナログ波停止を機会にテレビ(現状14型ブラウン管)を買い換えようと思っていたのですが、ケーブルテレビでアナログ波に変換したものを流してくれるなら、買い換えなくてもいいか、ってなっちゃいそうで。
なので、準備が進んでようが何だろうが、スパーンとやめちゃえばいいんですよ。そうすると、テレビを見なくなる(テレビから開放される)というライフスタイルをとる人が数パーセント発生して、広告費も数パーセント下がらざるを得なくなって。
いいじゃん、痛み分けということで。
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