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2009年4月14日 (火)

「迷惑はかけたが、何らの違法行為もしていない」という考え方

採用の内々定にも労働契約の成立を認め、企業側に解決金の支払いを命じたという判決です。

「内々定」取り消しで解決金支払い命令 企業には戸惑いも
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/242508/

採用内定式の直前に「内々定」を取り消したのは違法とする労働審判の決定が13日、福岡地裁であった。申立人側によると、「内定」同様に「内々定」にも労働契約の成立を認めた初めての判断という。
(中略)
一方、不動産会社は「迷惑はかけたが、何らの違法行為もしていない。提訴して裁判の中で争うことを考えたい」(広報担当者)と、決定内容に反発する。

「内定」とか「内々定」という概念自体が曖昧で気持ち悪いです。「決定」か「未決定」かどちらかでしょう。
「ふるい」にかけている途中なのか、かけ終わったのか。

「内々定」がまだ選考の途中なら、学生にも「まだ採用しない可能性が十分にある」ということをちゃんと伝え、なるだけ早く宙ぶらりんな状態を解消してあげるべく、最終決定を急ぐというのがモラルでしょう。

選考が終わった後に出した、「内々定」なり「内定」なら、学生が不祥事を起こしたとか、卒業できなかったみたいな理由以外では、勝手に取り消せるもんじゃないでしょう。

審判では「取り消しが内定式直前だったうえに、文書1枚での誠意のない通知だった」という会社側の対応を、落ち度として指摘。

ギリギリまで引っ張っておいての、「やっぱやーめた。来なくていいよ」。

どうもこの会社にはモラルというものがないようで、法に触れるかどうかを、行動基準としているみたいです。

タイトルにもあげた、「迷惑はかけたが、何らの違法行為もしていない」。こんな言葉は、悪いやつが言い逃れをするときに使うもので、まとも企業が使うもんじゃない。

「何らの違法行為もしていないが、迷惑をかけたので、誠意をもって対処する」というのが正解です。

絶対内定2010―自己分析とキャリアデザインの描き方 (絶対内定シリーズ)
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