図書館サイトの蔵書検索と連動する広告ってのはどう?(川崎市立図書館)
以前に、川崎市立図書館のサイトにバナー広告が貼られていたことを紹介しました。
図書館にもっと広告を(川崎市立図書館): 主張
その時には、6個の広告枠のうち、半分の3個がうまっていました。今日それを見てみると・・・
なんと、広告ゼロに。不況のあおりでしょうか。
広告の条件を見てみると、月額広告料は2万円の定額で、クリック保証ではありません。月平均のアクセス数は約12万件。これを高いと見るか、安いと見るか。
枠は120x60ピクセルとけっこう小さく、
Flashも使えません。正直、広告主から見ると、あまり魅力的ではないのかなと思います。また、検索や記事と連動しているわけではないので、図書館利用者、川崎市民という程度のターゲティングしかできません。
以前のニュースで、新潟県がグーグルのアドセンスを導入した結果は、2007年5月~2008年12月の約1年半で約9万円の収入だったそうです。以外に少ないですよね。
新潟県、自治体初導入のGoogle AdSenseで約9万円の収入
広告表示の位置やボリューム、代理店(グーグル)が間に入っているかどうかなど、条件がかなり違うので、単純な比較はできませんが、やっぱり川崎市立図書館の広告料設定は、この不況の時代にしては、高すぎるのかなと思います。
クリック数と広告料が連動しないとしても、クリック数の報告だけでもされているのでしょうかね?広告主としては、広告掲載の効果を計りたいでしょうから、せめてクリック数だけでも知りたいのではないかと思います。
ここは一つ、トップページ関しては、もうちょっとディスカウントして枠も大きくして、FlashもOKにする。基本料+クリック数の出来高払いでもいいかもしれません。
そして、冒頭にリンクした、私の以前のエントリに書いているように、図書館の蔵書検索で検索連動型広告をやったり、amazonへのアフィリエイトをやるとか、いろいろ試して見てもいいのでは?
「月額2万円 × 0件」よりは、マシだと思いますよ。■
[2013年7月14日追記]
思ったように広告主がつかなかったのか、出稿料が値下げされていました↓
川崎市立図書館の広告料が値下げされていた: 主張
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