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2009年4月14日 (火)

奨学金踏み倒しの話で、二度ゾッとする

何気なく検索しておりますと、Yahoo!知恵袋に「奨学金を返したくないからチャラにする方法を教えて」という質問を発見。ここまでモラルがなくなってしまったのかと、これが一度目のゾッ

大学の奨学金を返すのが嫌です。なぜ返すのでしょうか?チャラにする方法を教えて... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1324049493

確かに私は大学時代は、奨学金を借りていました。しかし、返さねばならぬ理由が分かりません。
なぜお金を払わなければならないのでしょうか?奨学金制度は生活保護みたいなものでしょ。

何ゆえ、こんな人に奨学金を貸してしまったのか。もっと選考を厳しくしなくてはいけないのではと思いました。

そもそも奨学金とは、経済的に進学は困難だが、優秀な人間に学問をあきらめさせるのは社会的な損失であるから、公的な手段で資金を援助しようというものですよね。

私も、奨学金借りてて、今返している途中ですが、自分が優秀だから貸してくれたと思ってたんですけど、最近の奨学金は誰にでも貸すんでしょうか?(っていうのはジョークですよ)

それはさておき、この後、二度目のゾッが。

上記のリンク先の、質問に対する回答(なんと685件もある!)を眺めておりますと、

「これが伝説の釣り師か…レベルが違う…!」

「これは…釣り…釣りの匂い…!?」

「みなさん回答するの本気でやめてみませんか?
釣りとわかっていながら回答してしまいますよね。ストレス発散にもなりますし。そこをなんとか我慢して笑。」

などというコメントが。最初は「釣り」と言う用語(?)の意味が分からなかったのですが・・・、あーっ!、そういうことか!

質問者のハンドルネームからはリンクが張られていて、クリックすると質問者のプロフィールページへ飛びます。そこには、質問者のブログへのリンクが張ってあります。

反感を買うような質問をあえてしておいて、多くの回答(なかば炎上)、多くの閲覧を得つつ、自分のブログのアクセス数をのばす。こ、こ、これが「釣り」なのね。

「奨学金を返さなくていいと本気で思っている人がいる世の中」と「反感を買う質問をしてブログのアクセス数アップを狙う人がいる世の中」。

どちらだとしても、いやだなあ。■

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コメント

また重箱の隅ですみませんが、袋奨学金がわからず30秒ぐらい考えてしまいました。
こんにちは、いつも興味深いと思って読んでいます。

僕は「奨学金なんか自分はもらえない。」と思っていた方なので、別世界の出来事の様ですが、Yahoo知恵袋は、発言とその意図を読み取ると楽しいですね。
人を騙すのはよくないのですが、釣りに釣られた人は少なからず成長し、どういった手口があるのかを知る事で、実害のある被害にあう可能性を減らすと僕は考えていますから、釣りは釣りで歪んでこそいますが正義だと思うんですよね。
自分の身は自分で守れる様になりましょうというメッセージみたいな。
釣られ慣れている人はワンクリック詐欺になんか引っ掛からないですもんね。
失敗から学ぶ事は多いです。

それで利益を得ている場合は「こにゃろー!」とか思いますが、釣られて誘導された先のアフェリエイトやら広告なんかに触れる事はまずないので、利益といっても知れてるとは思いますし、ブログのランキングとかが上がったところで自己満足でしかないですから、ほっとくのが良いとは思いますね。

どうせ釣りは自然発生するし、否定しても根絶やしにはできないものですし、肯定するわけではないのですが、「釣られる」のはネットを利用する上での通過点としてあった方がいいとは思っています(語弊ありそう)。

あ、ほんとだ「袋奨学金」になっている。なんか、茶封筒に現金入れて支給されそうな。
直しておきます。

「釣り」でブログのアクセス数増やしても、広告収入はそれほど増えないような気がしますね。反感持って読んでいる人が、広告をクリックしたり、アフィリエイトから何か物を買ったりすることはなそうですしね。

あと、微妙な知名度の芸能人ブログが炎上したりすると、あえて煽って売名行為をしているのではと思っちゃうときがあります。ほんとに天然っぽい時も多いですが。

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