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2009年5月20日 (水)

満員電車はどうにもならない

以下の記事を読みました。

満員電車をなんとかしよう!:小林 隆「デジタルでアナログな共同体」
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090407/1013935/

その後に書かれた記事で小林隆さん本人も言っているように、満員電車の記事は人々の注目を集めるらしく、多数のアクセスを記録したそうです。

小林さんのような「通勤に電車は使わない」人が、このように満員電車問題の解決に提言してくれるのは、すごくうれしいことです。なぜかというと、満員電車に苦しめられているほとんどの人は私のような普通のサラリーマンで、社会に対する影響力が小さすぎるのです。

満員電車問題の解決に影響をおよぼせそうな人って、おそらく通勤ラッシュとは無縁の人たちなんですよね。鉄道会社の重役って、きっと電車使ってないですよね。

政治家だって、電車なんかほとんど使わないでしょうね。あ、でも、国会議員用のJR無料パスを使って、新幹線で愛人と熱海に行ったりはするみたいですが。

ただ、小林さんに反論するわけではないのですが、このままでは、なんとかなるような気がしないんですよね。
というのも、

満員電車の問題が発生してから10年ならいざしらず、鉄道会社は、電車が満員なのに沿線の開発を進めてきて、何十年もの間、あのラッシュ状態に乗客をすし詰めにして平気な顔で営業しているのである。

ですよねー。鉄道会社(の関連会社)ってのは、マンションや戸建ての分譲とか、沿線の開発は熱心ですよね。そのくせ、複々線化はなかなかやらないし、ホームは長くしないし、本数も増やす気ないし。

でも、ちょっと考えたら、これって当たり前だなーって思うんですよ。沿線の開発は儲かりますもん。乗客の快適さを求めたところで、儲からないですからね。企業として当然のことをしているような気がします。

お店だったらね、不快な思いしたら二度と行かないってこともできますが、電車はね。サラリーマンに選択の余地はないですよ。沿線住民に対しては、基本的に独占状態ですもん。どの路線も似たり寄ったりだし。

鉄道みたいな公共性の高いものは、市場原理にまかせるだけじゃいけなくって、こういうときは行政がそれなりのコントロールをすべきだと思うんですよ。

混雑がひどい路線に関しては行政指導をするとか。もっと、分かりやすいペナルティがいいですね。5年とか10年で達成すべきラインを決めて、達成できない場合は、罰金を取る。罰金じゃ、いまいち乗客にとってピンと来ないんで、運賃を強制的に下げさせるとか、定期に対して払い戻しさせるとか。

乗車率○○%を超えた日は、運賃は取ってはいけません、つまり定期代を日割りにした額をPASMOやSuicaにチャージすること、なんて罰則があれば、毎日電車に乗るのも楽しいかも。「なんだ、今日はすいてるじゃないか」って。

満員電車がなくなる日―鉄道イノベーションが日本を救う (角川SSC新書)
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