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2009年5月 9日 (土)

こういうところが「朝日」なんだよなあ

『冷蔵庫で食品を腐らす日本人』という本を読みました。

『冷蔵庫で食品を腐らす日本人』
http://claimant.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-469b-1.html

内容は面白かったのですが、ちょっと気になる点が。

それは表紙の裏に書かれた文章なのですが、

『冷蔵庫で食品を腐らす日本人』の表紙の裏

冷蔵庫の巨大化が、崩食を呼び寄せた!

冷蔵庫の片隅で、鮮度を失う野菜や果物。
冷凍庫の奥底で、食べごろを逸する肉や魚。
「不要買いだめ」「食の浪費」の戦犯は、あなた自身だった!

「戦犯」という表現に違和感ないですか?

意味的には「原因は、あなた自身だった!」でいいわけですよね。擬人法を使いたいのなら、「犯人は、あなた自身だった!」でもいいわけです。

ここで戦争犯罪の犯人である「戦犯」という表現を使う必然性が全く感じられないんですよね。

こういうのって著者の意図とは関係なく、編集者(?)が販促を意図して書くんですよね。

発行所は朝日新聞社となっているので、朝日新聞社の編集者が書いたんでしょうか?

サヨク的な気持ち悪さというのもあるのですが、それ以前に、不自然な比喩を使う言語感覚を疑ってしまいます。

冷蔵庫で食品を腐らす日本人 (朝日新書059)
冷蔵庫で食品を腐らす日本人 (朝日新書059)

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