ゴールデンウィークに撮るべき写真
もう終りにさしかかりましたが、ゴールデンウィークネタ(?)をひとつ。
約3年前のタモリ倶楽部です。
「東京約一人ぼっち写真撮影会」と題して、東京の風景を撮影していたんですが、その写真には約一人(やくみつる氏、劇団ひとり氏)しか写りこまないようにするという企画です。
企画の元ネタは、この写真集で、
普段は交通量や人通りが多い東京の風景を切り取りつつも、その中には車や人が写っていないという面白い写真を集めたもの。
で、どうしてこの回のタモリ倶楽部がゴールデンウィークに関係あるかといいますと、番組に出演もしていた写真家の中野正貴氏によると、このような写真を撮るには、盆と正月とゴールデンウィークがぴったりということで、番組の収録も2006年4月29日に行われたとのことでした。都心に人が少なくなる時期ですね。
番組内で紹介されていた写真はなかなか面白かったですよ。
例えば、撮影場所は渋谷の宮下公園の交差点で、以下の場所なんですが、
この場所の普段の様子はこんな感じらしいです。
渋谷 宮下公園 (番組中のVTR)
それが、『TOKYO NOBODY』だと、こんな感じに。
渋谷 宮下公園 (『TOKYO NOBODY』より)
なんと、人も車も写ってません。
写真家の中野正貴さんによると、「NOBODY」のルールとしては、人はもちろん車もNGで、「路上駐車がない」というのがとても難しい条件だそうです。
上記の場所をグーグルのストリートビューで確認してみました。
周囲を見回してみると、人だらけという感じでもないんですが、それなりに人がいますし、とにかく車を映さないというのが難しそうですね。車って早朝でも走ってますもんね。今頃どこに行くんだろう(大きなお世話)っていう時間帯でも。
人も車も写さないという条件だと、とにかく早朝が適しているように思えますが、中野さんによると、早すぎる早朝だと、ただの朝の風景になってしまうので、太陽がちゃんと昇った後の午前7時くらいの時間帯に撮るそうです。
ちょっと脱線して、番組内で面白かった場面を・・・
ゴールデンウィークのNOBODYスポットの一つとして、品川駅の港南口へロケ地を移すのですが、これが大誤算でけっこうな人出。
部活かなんかで集まったであろう中高生らしき集団も。
タモリさんたちを見つけて、遠くから何やら叫んでいます。せーのっ、
「いいともーっ!」
タモリ倶楽部だっつうの。
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