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2009年6月 5日 (金)

席を譲られたら、断ってはいけない

私は電車に乗っている時、まず席を譲ったりはしません。なぜなら、はなっから立たされているので、譲りようがありません。

ところが先日の朝の通勤時、珍しく座れました。私が座った直後に乗り込んで来て、私の前に立った男性が、明らかにご老人だったので、ここぞとばかりに「ちょボラ」しようと思って、「どうぞ」って譲ったんですが、辞退されてしまいました。

譲ろうと思って立ち上がった後、断られて、もう一度座りなおすのも、なんかいやなもんですよ。

すぐ降りるとか、立ってても平気とか、譲られるほど年とってないとか、いろいろ理由はありましょうが、譲られたら座っときましょうよ。

自分ひとりだけの問題じゃないですよ。譲って断られる経験を何度かすると、譲るのがめんどくさくなるんですよ。そしたら、ほんとに座りたい人がいたとしても、譲っても断られるとって思って、二の足を踏んでしまうんです。よほど座りたくない理由(イボ痔とか)がない限り、座ってくださいよ。

以前にあった別の件ですが、これまた、座っている私の前に怪我して松葉杖ついてる人が立ったことがありました。そりゃ、譲らんわけにはいかんでしょう。でも、断られたんです。

でも事情は分かるんですよね。杖ついているような状態で、一回座ったら、立ち上がるのにも苦労しますからね。2,3駅なら、立っていたほうが楽なんでしょう。でも、難しいのは、杖ついた人が目の前にいて、譲らないなんて、普通できないってことですよね。このジレンマ。

解決法は簡単で、席が空いていればいいんですよ。そしたら、座るも座らないも、個人の自由。お互い気まずい思いなんてせずに済みます。

誰が悪いか分かるでしょ。「体の不自由な方には席をお譲りください」なんて、アナウンスする前に、根本的な問題を解決しようとする発想はないの?と思ってしまいます。

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