『「残業ゼロ」の仕事力』は会社のトップが読みましょう
ちょっと前に、『「残業ゼロ」の仕事力』という本を読みまして、トリンプはすごいことになっているなー(著者はトリンプの元社長)と思った記憶があります。
細かい数字は覚えてないのですが、残業を順次減らしていき、最後にはゼロにしたのですが、その間も増収増益が続いたそうです。従業員がたくさんの時間働いた(=残業した)ところで、業績には結びつかないということなんです。
でも、この短時間労働は決して楽なものではなく、定時までに仕事を終わらせなければならないという厳しいルールがあるのです。仕事が終わったら早く帰れる、のではなく、定時に帰るのはルールだから、なんとしてもそれまでに仕事を終わらせなければならないという、ものすごいプレッシャーがあるんです。
だらだらと長い時間で仕事をこなすのではなく、集中して一気に仕事を終わらせ、その後は自分のために使うという理想的な働き方です。
amazonのカスタマーレビュー(Saint Francescoさん)に以下のようなものがありました。
経営者、経営層こそが読むべき本である。リーダーのあなたが変わらなければ、会社なんてそんな簡単にボトムアップで変わるものではない。
私もこの方法を実践するには、どう考えても、トップダウンしかないと思いました。ルールを導入しないことにはどうにもならないでしょうね。
残業時間に対して手当てがつくような賃金体系で働いている人は、自分ひとり残業ゼロを実践しても、自分の収入が減るだけですからね。同じ量の仕事を残業時間をたっぷり使ってこなした方が得だということになってしまいます。
やっぱりこれは、会社のトップが読むべき本だなと思いました。
で、私の「ワークライフバランス実践法」ですが、そもそも、そんなに働くほうじゃないので、なんら問題ないです。■
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