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2009年7月 2日 (木)

「可採年数」=「あと何年で枯渇」ではない

石油の枯渇については、ウィキペディアの「石油」の項目の「可採年数」を見れば分かりやすいと思います。

石油 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%B2%B9

可採年数 (R/P) とは、ある年度において埋蔵が確認されている石油のうち、その時点での技術で採掘可能な埋蔵量(R) を、その年度の実際の生産量 (P) で割った値である。

これだけなんです。今後新たに発見される分の埋蔵量も、技術の進歩も、生産量の増加も、何も加味していません。なので、

この値の意味を誤って解釈し、「石油は後何年でなくなる」などと吹聴するものもいるが明確な誤りである。

指標の意味を間違ってはいけないということですね。私が子供の頃、すでに、あと30年だか50年だかって言われていたような記憶があります。ウィキペディアには、

例えばBP統計によれば、1970年の可採年数は約35年であったが、2005年に石油が枯渇したという事実が存在しないことは明らかである。ちなみに2007年度末の可採年数は41.6年であった。

おそらく、採掘の技術が進歩して、現在想定されている埋蔵量より、もっと採掘することができるようになるでしょう。ただ、石油を使う人口が増えて、さらに生産量(=消費量)が増えるでしょう。この両者がどう増加するかによって、今後どうなるかが決まるわけです。

可採年数だけでは、「あと何年でなくなるか」は分からないのです。

大した根拠もないんですが、個人的には、石油がなくなる頃には、なにかの代替エネルギーが実用化されていると思います。石油がなくなって、エネルギーに困ることよりも、むしろ、一つの物質がなくなるほど環境を変えてしまったことのほうが、怖いことのような気がします。■

コネタマ参加中: 石油がなくなるって、意識したことある?

石油資源の行方―石油資源はあとどれくらいあるのか (シリーズ 21世紀のエネルギー)
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