フジテレビのヘルメットとタモリ倶楽部のヘルメット
先日(2009年8月11日)の静岡の地震あったじゃないですか、
「東海、伊豆地方で震度6弱の地震、津波注意報」:イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/288350/
11日午前5時7分ごろ東海・伊豆地方で、地震があった。気象庁によると震源地は、御前崎の北東40キロの駿河湾で、震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・5と推定される。
この地震で、気象庁は伊豆諸島、静岡県は津波注意報を発表した。
私は、川崎市在住なんですが、あのとき旅行で静岡県の沼津市に行っていたんです。しかも、海岸のすぐ近くの旅館で、津波が来るんじゃないかと相当ビビりました。揺れが収まった瞬間に、車で高台まで逃げることを考えましたね。テレビを見たら、津波は大したことなさそうだったので、そのまま旅館にいましたが。
で、その日の夕方、フジテレビでニュースで現場からのレポート、
レポーターがかぶっているヘルメット、なんか見覚えが・・・・、
そうだ、
以前、タモリ倶楽部の「作業用ヘルメットをオーダーメイド!!」の回で、作ったヘルメットになんだか似ています。
フジテレビのは目玉マークだし、タモリ倶楽部の「楽」の字のデフォルメキャラも目玉っぽいですよね。
このヘルメット、その後のタモリ倶楽部でも普通に活用されていて、工事現場系のロケの場合は、出演者がかぶっています。最近では、2009年8月7日(金)深夜に放送された、大橋ジャンクションを特集していた回に、かぶっていました。
[タモリ倶楽部ヘルメットに関する過去のエントリ]
ココログのお絵描きツール
http://claimant.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-e475-1.html
黒部の太陽とヘルメット
http://claimant.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-af20-1.html
【2009年11月3日追記】
いただいたコメントに関連して・・・
「作業用ヘルメットをオーダーメイド!!」の回のタモリ倶楽部では、以下のような、作業用ヘルメット規格検定試験の様子を紹介していました。
「衝撃吸収性能試験」
5キログラムの鉄半球を1メートルの高さから、ヘルメットに落下させ、衝撃荷重が4.9キロニュートン(約500kg)以下なら合格、というもの。
「耐貫通性能試験」
3キログラムの先のとがった円錐を1メートルの高さからヘルメットに落下させ、貫通しなければ合格、というもの。
こんな感じの装置で・・・
こんな感じになります
この時は、ヘルメット表面にちっちゃな穴はあいたのですが、貫通していないので合格となりました。3kgのとがったものが上から落ちてくるところを想像すると、ゾッとしますね。■
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はじめまして。
おっしゃっているフジテレビのメットとタモリ倶楽部のもの、実はメーカーは同じであり、前者は169型で後者が1830型です。
169は安い部類の製品ですが、1830型は通気性を良くしてあり、帽体と内装との隙間から風が入ると涼しく感じます。ただ、頭頂部についてはさほど変わらない気もいますが...
投稿: とおりすがり | 2009年10月 2日 (金) 23時46分
なかなかマニアックなコメントありがとうございます。
いただいた情報をもとに検索をしてみました。
両者とも谷沢製作所というメーカーのものだったんですね。目玉マークだけでなく、形もなんとなく似てるのはそのせいだったのですね。
【ヘルメット(ライナー入り) 169-ezvv2(epa)】
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【ヘルメット(透明ひさし型・高通気性型) 1830fz-v2-b】
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1830型の通気孔はなんだかかっこいいですね。欲しくなってきた。でも、いつかぶるんだ?チャリに乗るときにでも・・・
投稿: 管理人 | 2009年10月 3日 (土) 05時09分
>でも、いつかぶるんだ?チャリに乗るときにでも・・・
リフトや玉掛の講習を受ける際に持参するか、非常時くらいしかないですね。ただ、私は1830型よりも、先代の1820型の方が好きです。機能性はもとより、何といってもあのデザインがとても格好良く思えるもので、初めて見かけた際の驚きというのもすごく大きなものでした。
ひと目で気に入ってリフトの講習にも持っていきましたが、周囲から「とても格好いい」「どこで買ったのか」と聞かれたものです。もっとも、マイヘル持参組が私だけだったという理由も多分にあるかと思うのですが...
投稿: とおりすがり | 2009年10月 4日 (日) 20時32分
>リフトや玉掛の講習を受ける際に
これって最初意味分かりませんでした。リフトってのはフォークリフト?玉掛けっていうのは、クレーンで荷物を運ぶ際の作業ですね?
私は新橋サラリーマンなので、上記のような機会もないですねー。
でも、よくよく考えてみると、私でもヘルメットをかぶったほうがよさそうな機会がありました。幕張メッセとか東京ビッグサイトの展示会に自社製品を出展することがあるのですが、設営に言った時、ブースの骨組みとかを作っているお兄さんたちはみんなヘルメットをかぶっているのに、私たちサラリーマン組は丸腰(丸頭)で大丈夫だろうかと、いつも不安でした。お兄さんたちも、マイヘルメット派のいるみたいでしたしね。シールとか貼って、飾っている人もいました。
投稿: 管理人 | 2009年10月10日 (土) 05時30分
>私でもヘルメットをかぶったほうがよさそうな機会がありました。
他に考えてみましたが、災害時や台風などの時にどうしても外出しなければならない時や、脚立に乗ったり、天井裏など頭部をぶつけやすい場所で作業するときも被った方が良いですね。
>お兄さんたちも、マイヘルメット派のいるみたいでしたしね。
使いまわしは嫌ですからねぇ… 私も同じことを思って講習時に持参したのですが、本当に正解でした。
>シールとか貼って、飾っている人もいました。
ヘルメットは個性を出せる数少ないアイテムですが、使用に応じて増える傷もいいですね。仕事をしてきた証でもあり、新品ですと味気無い気もします。
投稿: とおりすがり | 2009年10月17日 (土) 20時02分
ヘルメットていうと、落ちてきた物や、倒れてきた物から身を守るってイメージがあったんですが、確かに、頭をぶつけるのを防止するっていうのもありますよね。
展示会ブースの設置時なんかに、身長よりちょっと低いような微妙な壁の位置に液晶ディスプレイが取りつけられていたりすると、床のケーブルさばいた後、立ち上がって頭ぶつけたりとか、よくやっている人いますもん。
ヘルメットかぶっていたら何てことなくても、素頭だと、軽くぶつけても痛いですからねえ。
投稿: 管理人 | 2009年10月23日 (金) 04時44分
>素頭だと、軽くぶつけても痛いですからねえ。
「軽作業帽」とよばれる、落下物に対応した製品(国家検定がある)ほどの強度はありませんが頭部をぶつけやすい作業で使える安価なプラスチック製作業帽もありますので、こちらを使われても良いですね。
私も運送会社でアルバイトをしていたときに軽作業帽を被っていましたが、慣れないうちはカゴ台車の中間棚でよく頭をぶつけましたので、結構役に立ちました。
ただ、出来れば落下物とともに墜落転倒にも対応できる「墜落時保護用」の製品を使われる方が良いと思います。発泡スチロールが入っていますから見分けるのは簡単で、今回の1830型などはこれに適合するばかりか、通気性が高くツバも透明ですのでかなりオールマイティ性の高い製品であるといえます。
私はメーカー勤務に変わってからもヘルメットはいつも被るようにしていましたが(1830も使っていました)、これはリフト・クレーン作業のほか、やはり頭部をぶつける機会があることや普通の帽子との交換の手間、さらにはカッコよさもあってのことでした。
周囲の人は「面倒」「暑い」「重い」といって被りたがりませんが、これはどこの職場でも同じですね…
投稿: とおりすがり | 2009年10月24日 (土) 20時07分
落下物へ対する強度といえば、タモリ倶楽部の番組内でも、「作業用ヘルメット規格検定試験」の一例として、「衝撃吸収性能試験」と「耐貫通性能試験」を紹介していました。
その様子を、上記記事の末尾に追記しました。
投稿: 管理人 | 2009年11月 3日 (火) 05時47分