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2009年9月19日 (土)

WMPで動画が動かない時の対処法(ffdshowの設定編)

あくまで一例ではありますが・・・

ffdshowをインストールすれば、たいていの動画はWindowsMediaPlayer(WMP)で再生できるようになります。

それでも再生できない動画がありまして。症状はといいますと、絵は出るんですが、動かないんです。スライダを動かすと、そのシーンは表示されるのですが、静止画状態。動画が進まないんですね。

動画に使われているコーデックを調べるべく、真空波動研SuperLiteで見てみたところ、

真空波動研SuperLiteで動画のコーデックを見てみると

映像コーデックがDivX
音声コーデックがVorbis

ってことが分かりました。で、おかしいなー、DivXのコーデックは入れているはずだし、DivXでエンコードされた、他のファイルは再生できています。

そこで、再生できないいくつかのファイルのコーデックを見てみると、すべて音声コーデックがVorbisであるということに気付きました。映像の方だとばかり思っていたのですが、音声コーデックの方が盲点でした。

じゃあ、適用されるデコーダを変えてみようということで、

ffdshowのオーディオデコーダの設定を起動します
「すべてのプログラム」→「ffdshow」→「オーディオデコーダーの設定」

ffdshowのオーディオデコーダーの設定画面

左側のメニューからコーデックを選択すると、右側に一覧が出ます。

Vorbisのところを見ると、「Tremor」となっています。良くは分かりませんが、これを変えてみました。

音声コーデックをTremorからlibavcodecに変えてみる

別のデコーダー(libavcodec)があったので、そちらに切り替えてみたところ、無事、動画が文字通り「動く」ようになりました。めでたし、めでたし。

ということで、動画がうまく再生できない時には、そのコーデックを調べて、ffdshowの設定から、使用されているデコーダを変更してみると、解決するかもしれません。■

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