「『働く大人』の文学ガイド」を読んで、本を読みたくなる
この前夜中に目が覚めて、以下の連載を一気に読んでしまいました。以前から、古い方の記事から順々に読んでいたのですが、数ヶ月前の分から、最新のものまでまとめて読みました。
毎日が日直。「働く大人」の文学ガイド:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080918/171012/
ちょっと読んだら寝るつもりだったのですが、最後に
(次週に続く)
って書いてあると、どこで区切っていいかわからずに、結局全部読んでしまいました。よくよく見てみたら、ほとんど全部の記事が「次週に続く」になっていました。
筆者の千野帽子(ちのぼうし)さんという謎(?)の方(たぶんおじさん)は、プロフィールによると、平日は会社勤めで休日に文筆業をしているそうなのですが、そんなことできるんでしょうか。できるんでしょうね。すごいや。
私は、二週に一回は自治体の図書館に通っているので、人生において本は常に読んでいる状態ではあるんですが、ジャンルの波のようなものがありまして、まあ仕事に関係ありそうなノンフィクションのようなものばかりのときもあるのですが、このような記事を読むと、小説とかいわゆる文学っぽいものも読みたくなりますね。
大昔の話ですが、祖父母の家に行ったときも、小学生の頃は従兄弟とよく遊んでいたのに、中学生の頃になるとなんだか退屈で、本ばかり読んでいたような時期があったことを思い出します。図書館で借りた小説やら、姉が買ってた赤川次郎やらを、部屋の隅で一人でずーっと呼んでました。何しにきたんだって思われそうですが。
読む本の傾向って、けっこう固定的になってしまいません?自分が好きなのはこういうのだって。で、一時期、「自分が好きなのはノンフィクションだ。作り話には興味ない」みたいな妙な考えを持っている時期があって、そんなのばっかり読んでいたのですが、今は、むしろフィクションの中に人間の本質がある、って考えに変わってきて。
だって、ノンフィクション読んでて、「嘘くせぇ」って思いはじめたら、もうなんだか興ざめで。でも、フィクションは最初から作り話なんですから。作り話で本質を表現するってのは、いいですね。思想を純粋に表現できる。登場人物は好きなように脚色(って言わないか)できるんだし。
なので、まあ自分の好みにこだわらずに、いろいろ読んでみるのがいいですよね。そういうときに何読んでいいか良くわからないので、人に薦められたままに読むってのがいいですね。座右の銘は「他力本願」。
前述の千野帽子さんの連載でもいいし、「この本が面白い的」な本から入ってもいいと思うし、下記なんか「読んではいけない本」なんて表現使って、余計に読みたい感をくすぐるし。
「読んではいけない」と言われると読みたくなる
http://claimant.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-3ac0.html
あとは、爆笑問題の太田さんが勧めるものを読んでみてもいいし、
まあ、何でも読んでみると、やっぱり自分には合わなかったなんてことがありつつも、何かしら発見があるのでは、と思います。
ブログネタ: 最近寝る間も惜しんでやったことは?
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