始発で通勤してみたものの・・・
鉄道会社は、時差通勤(オフピーク通勤)を推進する気なんか、さらさらないんではないかという気がしてしまった出来事をひとつ。
昼までに終わらせなきゃいけない仕事があって、気合を入れて、始発で通勤してみました。
小田急小田原線 準急 新宿行きに、午前5時6分に乗るのが、私の最寄り駅からの始発です。準急と言うのは、登戸まで各駅停車、その先、新宿まで急行になるというもの。
始発なので、ガラガラに空いていると思いきや、そうでもなかったです。新百合ヶ丘、百合丘、読売ランド前までは空席もあったのですが、生田ですでに座れない人が出始めました。
生田から新宿寄りに住んでいる人は、始発に乗っても座れない・・・
これってまともなんですかねえ。
「首都圏には人が多いからしょうがない」で片付けられないと思うんですよ。午前5時台ってのは、ラッシュのピーク時比べれば、非常に人は少ないです。
でも、電車の本数もそれに合わせて減らしているんで、結局、それほど空いているわけではない。
下記は、新百合ヶ丘駅の駅時刻表で、小田原線新宿方面のものです。
えきから時刻表 駅時刻表
http://www.ekikara.jp/newdata/ekijikoku/1306011/up1_14137031.htm
午前7時台には、本数はピークで26本も運行しているのですが、午前5時台になると、たったの7本。いくら人が少ないからといって、ここまで減らしたのでは、座れない人が出てくるのは当然。
優先席作ったりする前に、全員座れるってのを目標にしてみればいいのに。そしたら、(ピーク時以外は)優先席なんかそもそもいらないですから。
なぜ、「ピーク時は無理だけれども、オフピークの時間帯はなるべく全員が座れるように努力しよう」っていう発想にならないんでしょうかねぇ。午前5時台に26本走らせろとは言いませんが、せめて今の倍の14本くらい走らせれば、全員座れるんじゃないでしょうか。「確実に座れるんならば」と、今6時台に通勤している人が5時台に繰り上がってきて、なんやかやで、7時のピークも緩和されるんじゃないでしょうか。
何も7時台に必死こいて輸送するんじゃなく、5時~8時くらいの間に、全員を快適に輸送すればいいんですから。今のダイヤの組み方は、はなっからそれを放棄していますね。
コストアップの分は運賃に上乗せしてくれれば構わないですよ。それだけ快適になってくれるのなら。
小田急は、東北沢~世田谷代田間の複々線工事を進めていて、これが完成すれば、ピーク時の輸送能力がアップして混雑が緩和されるんでしょうが、合わせて、オフピーク通勤を推進するってのも効果的だと思います。
「午前5時台に乗れば、確実に座れます」みたいな方針を決めて、周知させれば、自然とオフピーク通勤は進むでしょう。
今みたいな状況だったら、1時間早めてみたけど、座れやしないし、大して混雑も変わらないってんじゃ、誰も無理して早起きしようなんて思いませんよ。
複々線だろうが、複々々線だろうが、1時間に7本しか走らせないんじゃ、座れる人の人数変わりませんから・・・
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