日を空けて通勤定期を買って、ちょっと得をする?
タイトルの最後にクエスチョンマークをつけて、ちょっぴりぼかしている場合、信憑性や実効性に乏しい場合がほとんどで。このエントリもその例にもれず・・・
通勤定期の有効期限が金曜日で切れるようになっていました。土日は使わないので、翌週の月曜からという買い方すれば、二日分だけ得をするわけです。
会社ってのは通勤定期の交通費を支給する場合、普通に「継続」で購入することを前提としているでしょうから、上記のような買い方をすれば、そのずれが少しずつ蓄積していきます。
転勤などで通勤定期の区間が変更になる場合、残っている分を払い戻して、新しい区間を買うように会社は指示するわけで、この時、上記の「ずれ」により、払い戻し金額に差が出ると、それはあなたのお小遣いに・・・
ただし、券売機ではこのような買い方はできないので、窓口で買う必要があります。また、定期券を買える窓口が最寄駅にあるとも限らないし、土日に定期を買うために出かけるのも何なので、私の場合は以下のような感じで、実行してみました。
定期の期限の最終日、つまり金曜の夜の会社帰りに、定期券が購入できる窓口に行って、月曜からの期間で購入したいと告げます。
「継続」の場合は申請用紙はいらないのですが、このような買い方をする場合、継続扱いにならないので、区間、経由地、期間などを申請用紙に記入する必要があります。(そもそも継続なら、券売機で簡単に買える)
そして、まだ有効期間が残っているため、これを消去する必要があり(仕様上、歯抜けの期間にはできない)、消去申請のような書類への記入も必要になります。
そして、金曜までの有効分を消去してしまったため、窓口のある駅から最寄駅まで乗っていくために、定期券購入済み乗車票というものをもらいます。
定期券購入済み乗車票(表)
小田急線内有効
自動改札は通れません
小田急電鉄 新百合ヶ丘 駅発行
定期券購入済み乗車票(裏)
発行当日限り有効
下車前途無効
はい、これで無事、土日は飛ばして、月曜から有効な定期を、金曜日に買うことができました。
窓口のある途中駅でわざわざ途中下車し、いろいろ書類を書かされた上、窓口には行列ができていることが多くトータルで10分くらいかかり、この日数の「ずれ」も十分に蓄積していなければ払い戻し額に差が発生しない可能性もあり・・・
・・・なんて、考えますと、こんな通勤定期の買い方は、大いなる時間と労力の無駄なのではないかと。みなさん、素直に「継続」で買いましょう。
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