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2009年11月26日 (木)

「ママがサンタにキッスした」の歌詞はアリなんだろうか・・・?

うちの子供(6歳)が、このCDを持ってまして、

ミッフィー・ハッピー・ハッピー・クリスマス
ミッフィー・ハッピー・ハッピー・クリスマス

その中に、「ママがサンタにキッスした」って曲が入っていて、それを何気なく聞いておりますと、この歌詞がなかなか微妙だなぁと。

↓下記のリンクに、日本語と英語の歌詞があります。上記CDに入っているのは日本語の曲です。

I SAW MOMMY KISSING SANTA CLAUS -ママがサンタにキッスした- 歌詞検索サービス♪歌詞GET

♪それはきのうの夜
♪サンタのおじさんが

で、始まるんですが、その後、そのサンタに

♪ママは寄りそいながら
♪やさしくキッスして

そして、歌の最後では、

♪でもそのサンタはパパ

あー、言っちゃった。サンタがパパってのは、大人なら誰でも知っていて、でも、ちっちゃい子供には絶対言っちゃいけないタブーになっているものと思っていたんですが、そうでもないんですかね。

以前、↓こんな話も書いたんですが、

クリスマスのタブー: 主張

実際、この掟(おきて)にはどれくらい拘束力があるのか。

まあ、この曲の歌詞に関しては、本物のサンタと、パパが扮装したサンタは全くの別物であるという解釈を子供がしていれば、別段問題のないことなのかもしれません。

で、英語の歌詞を見てみると、子供が二階の寝室から階下に下りてきていて、現場を覗き見しているんですが、歌の最後の部分は

Oh, what a laugh it would have been
If Daddy had only seen
Mommy kissing Santa Claus last night

で終わっています。「サンタクロースがパパであった」という内容にはなっていないんですね。

英語版の歌詞のほうでは、ママがキスしたのは、あくまでサンタであって、それがパパであるということに子供は気付いていないという設定なんでしょうね。

で、日本語の訳詞を作るときに、上記では問題があるんじゃないかということで、変えたんではないかと。

きっと欧米では、毎年プレゼントでお世話になっている、著名な、非常に親しみを感じるところの存在である、サンタクロースにママがキスをすることは、それほど異常なことではないのかもしれません。欧米では挨拶で頬にキスをするくらいはするみたいですし(注:漠然としたイメージ)。

でも、日本ではそんなことしない。サンタであれ何であれ、ママがパパ以外の人にキスをするのは許されないはず。じゃあ、そのサンタはパパであるってことを明言しないことには、日本の良い子は混乱してしまう、ということで、

♪でもそのサンタはパパ

と、声高に言わざるをえない状況になったのではないかと。

考えすぎでしょうか。■

サンタクロース公式ブック ~クリスマスの正しい過ごし方~
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コメント

ぼく=旦那さん
ママ=奥さん
サンタ=奥さんの不倫相手
パパ=神様
と解釈すると中々面白い内容に解釈できますし、しっくりきますよ。

コメントありがとうございます。
が、「パパ=神様」のところがあまりピンときてませんで・・・
「父なる神」の発想から、そういう解釈が生まれてくるんでしょうか。
なんて固いことは置いておくとしても、サンタとパパが同一人物だという、本来の歌詞のままの対応関係を適用するのでしょうか・・・?

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