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2009年12月18日 (金)

秋葉原と献血と初音ミクとデジタルサイネージ

昨日、今日、明日(2009年12月17日~19日)、秋葉原駅周辺でデジタルサイネージコンソーシアムが実証実験をやっています。

EVENT - デジタルサイネージ効果検証実験 | デジタルサイネージコンソーシアム
http://www.digital-signage.jp/event/091216.html

この度は、DSCとして初めてのデジタルサイネージの効果検証実験を秋葉原で実施することとなりました。
10月にオープンし、初音ミクのフィギュア展示で話題の献血ルーム「akiba:F」の他、従来からある「アキバ献血ルーム」へのデジタルサイネージによる誘導効果検証実験を行ないます。

私は、秋葉原に行ったことが今までに3回くらいしかないって感じなので、そもそもあまり縁がないのですが、秋葉原の献血ルームがすごいことになっているのって知ってました?

akiba:F献血ルーム
http://www.tokyo.bc.jrc.or.jp/rooms/roomhp/room15.html

な、何なんだこれは!まるで宇宙船の中みたい(←偏差値の低い比喩)だ。まあ、とにかくアキハバラーたちにきてもらいたくて必死なのである。血に飢えているのである。

で、なぜこんな話をしているかというと、仕事でちょっと絡みまして、つまり、深夜早朝の設営作業にたずさわりました。なので、ちょぴっとそのようすを公開。(いいのかな?)
駅構内で作業をしようと思うと、終電が終わってから始発まで、という過酷な時間帯になるのである。この日は午前1時半作業開始でした。

駅構内での作業はヘルメットと安全ベストが必須

作業者は、蛍光色の安全ベストやヘルメットをかぶらなくてはならないのである。そんなもんしなくても、危険な感じは全くしないのだが、気分が盛り上がるので良しとす。

初音ミクの献血誘導コンテンツ

デジタルサイネージのコンテンツはこんな感じです。ナース姿の初音ミクの顔が、私の思っている初音ミクと微妙に違うような気がしないでもないが、私の思っている初音ミクが本当の初音ミクなのかどうか、それは疑う余地があるので、意見は差し控えます。こういう点が、君が思っている以上に僕が繊細だってことなのさ。

このコンテンツで流れていた曲、早口で何言っているのか分からなかったのですが、歌詞の断片から、検索してみました。「恋色病棟」って曲だそうです。YouTubeにありました。

ニコニコ動画のコメントでもつっこまれてましたが、なぜシナモンが・・・?

これは「AR」なんだろうか?

そして、これは、カメラに映った自分の映像にリアルタイムで、初音ミクの髪型が付加されるという、くだらないところがいいところの装置だ。

ちなみに、本ブログ初公開の私の写真です。右端のマスクをしているのが私です。学生運動みたいですか。

マスクをすると、顔であると認識されないようです。したがって、認識されたくない人はマスクをしましょう。サージカルがベターです。

周りのみんなは、この装置を「AR」と呼んでいたが、おそらくアデランスリアリティの略かと思われる。あるいは、アートネーチャーかもしれない。ただ、「オーギュメンテッド」ではないと思う。

そして、装置稼働後の午前11時頃だったろうか、私は奇跡を見た。

上記の装置、真ん前に立てばもちろん、髪型が付加されて面白いのだが、みんな足早に通り過ぎていき、なかなかその機能が発揮されない。ほとんどの人にとっては、初音ミクの青い髪の毛よりも、用件の方が大事であるというのが、現代社会の常である。

しかし、たまたまスキンヘッドの黒人が、この前を横切ったのである。彼はきっとアルジェリア人だと思う。が、根拠はない。

彼のスキンヘッドに付加された髪型の、なんと調和していたことか。そして、彼が浮かべた満面の笑み。

奇跡は毎日いたる所で起きているのである。

何の話でしたっけ?

そうだ献血に行きましょう。血の気が多すぎて、鼻血となって出るその前に。■

VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU
VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU

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