« 江島神社へ初詣、ついでに観光(「神社」篇) | トップページ | 路上飲酒禁止の看板 »

2010年1月10日 (日)

小田急柿生駅と禅寺丸柿

うちの最寄駅は小田急の柿生駅。

この「柿生(かきお)」という名前、うすうす気付いているとは思いますが、ある柿の品種の原産地だったためについた名前なんです。

それは「禅寺丸柿」といって、一般的に流通することはほとんどないらしいですが、このあたりにはたくさん植えられています。

禅寺丸 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%85%E5%AF%BA%E4%B8%B8

禅寺丸柿(ぜんじまるがき)とは、 川崎市麻生区原産の柿の品種。別名、王禅寺丸柿。不完全甘柿。日本最古の甘柿の品種と言われている。

すごいでしょ。日本で最古ですよ。

それまで渋いのしか知られてなかったのに、何かのはずみでそのまま食べてみたら、「これ甘いじゃん」的な。

鎌倉時代の1214年(建保2)に、川崎市麻生区にある星宿山蓮華院王禅寺の山中で自生しているものを偶然に発見したとされる。それまで日本各地の柿木は全て渋柿のであり、甘柿の存在は知られてなく、日本で最初の甘柿(不完全甘柿)として位置づけられている。

甘柿といっても、「不完全甘柿」だそうです。不完全甘柿とは、場合によっては渋が残る場合がある品種をいうそうです。

カキノキ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%AD

甘柿は熟すと常に甘みを持つ完全甘柿と、種の有無・多少により成熟時に渋が残ることがある不完全甘柿に分類できる。

たしかに、うちの子が幼稚園で栽培されているものをもらってきた時に、ちょっと渋いものがありました。大抵は甘いんですけどね。

麻生区近辺の公園なんかに表示付きで植えられていたりもします。

王禅寺ふるさと公園に植えられている禅寺丸柿の木
王禅寺ふるさと公園に植えられている禅寺丸柿の木

王禅寺ふるさと公園の禅寺丸柿の看板

上の写真は昨日(2010年1月10日)王禅寺ふるさと公園で撮影したもの。「実がなっている時期に撮れよ」と、つっこまれそうですが。

そして、毎年秋には小田急柿生駅周辺で「禅寺丸柿まつり」という商店街のお祭りが開催され、そこで、この禅寺丸柿が販売されます。こういう時に買わないと、スーパーじゃ売っていないですからね。

ちょっと前になりますが、去年の秋(2009年10月18日)に行った時に、(下記リンクは関連記事)

k-press news: 川崎市麻生区の柿生駅前で禅寺丸柿まつり: カキの販売や種飛ばしなど実施
http://kpress.weblogs.jp/news/2009/10/post-9d54-1.html

この、「禅寺丸柿」を買ってきました。8個入って200円くらいだったかと思います。

じゃん。

禅寺丸柿まつりで購入した「禅寺丸柿」
禅寺丸柿

禅寺丸柿まつりで購入した「禅寺丸柿」皮をむいたところ 
禅寺丸柿 皮をむいた

しょぼい携帯カメラで撮ったんで、色合いがいまいちなのは除いても、まあ、あんまり見栄えはしないですよね。小振りですしね。でも、甘いんだなこれが。

安かったせいか表面にちょっと傷がありますが、食べる分には全く問題なし。

売り物にするものは、糖度検査みたいなことをしているんでしょうか、買ったものは百発百中甘くて、渋いものはありませんでした。なので、安心してお買い求めください。

禅寺丸柿まつりは、たぶん10月中旬頃に開催されると思います。(かなり先の話になりますが・・・)

日本最古の甘柿 禅寺丸 (苗木)
日本最古の甘柿 禅寺丸 (苗木)

« 江島神社へ初詣、ついでに観光(「神社」篇) | トップページ | 路上飲酒禁止の看板 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小田急柿生駅と禅寺丸柿:

« 江島神社へ初詣、ついでに観光(「神社」篇) | トップページ | 路上飲酒禁止の看板 »

スポンサーリンク


スポンサーリンク


無料ブログはココログ