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2010年3月 9日 (火)

「ら抜き」と「ら足し」とバンクーバー五輪

「ら抜き言葉」がいろいろ言われるようになって久しいですが、その影響がこんな形で・・・という面白い記事でした。

【95】この「レタス」は「食べれない」 - 日経ビジネス Associe(アソシエ)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20100302/213525/

私は全然知らなかったんですがこんなことがあったそうで、

バンクーバー五輪スノーボードクロスの藤森由香選手が、練習中の怪我で出場できなかったことがありましたが(←このことは知っていた)、テレビのインタビューでこういうフレーズを使いました。

「滑れなかったのは残念」

もちろん、何の問題もない表現です。

なのに、テロップでは、

「滑れなかったのは残念」

と勝手に、「ら足し」されていたそうです。

正しい表現を使って話していたのに、勝手に「修正」したのは、梶原さんの記事によると「Tテレビ局」だそうです。

で、ちょっと検索してみると、なんと似たような別の話が、

上村選手のコメントに対するテロップについて
http://yaplog.jp/umebachi/archive/205

さて、この上村選手が予選を通過した際のコメントで気になることがありました。上村選手のコメントのなかで、「滑れたら」という発言があったのですが、NHKの番組では、これに「滑られたら」というテロップが充てられていました。NHKとしては、いわゆる「ら抜き言葉」を正してあげたと鼻を高くしていることでしょうが、僕は逆に違和感を覚えました。

こちらはNHKです。ということは、バンクーバーオリンピックという短い期間に、異なる2つのテレビ局が同じようなミスをしたということです。大丈夫か?日本のテレビ業界。

現場の実作業者が間違ったとしても、それを見つけれるような、チェック機構のようなものはないんでしょうかね。

正しいかどうか迷ったら、文法に照らしてじっくり判断すればいいわけで、とっさに出た言葉が正しくないというのとはレベルが違うと思います。

「間違った言葉を使う」と「間違っていないのに、間違っていると勘違いして修正する」じゃ、後者の方が罪深い気がしますけどね。

免責事項: 当ブログはてきとうに書いておりますので、言葉の誤りは指摘しないでね。(と、逃げを打っておく)

さて、ここで問題。今回の記事にさりげなく(?)、ら抜き言葉を入れてみました。さて、どこでしょう?

ら抜きの殺意
ら抜きの殺意

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コメント

見つけ”ら”れるですかね?

はじめは気づかなかったですけど・・・

to にゃんこ茶屋 さん
>見つけ”ら”れるですかね?
正解!
私も話し言葉では使ってしまいますけどね。正式な文章(ブログ除く)では、さすがに気を付けてます。
でも、世の中の貼り紙とかを見ておりますと、けっこうあるんですよね。

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