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2010年3月23日 (火)

書籍のタイトルが下品でも、著者に責任はない(場合もある)

本の内容は良いのに、タイトルがいまいちというか、ちょっと下品な時ってありますよね。いかにも、大衆うけしそうな感じとか、流行りものに便乗した感じとか。

書籍のタイトルって、著者がつけるものだと(漠然と)思っていたのですが、必ずしもそうではないんですね。

ひと月ほど前、宋文洲さんがこういう本を出しました。

田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる!中国人の金儲け、日本人の金儲け ここが大違い! (田原総一朗責任編集2時間でいまがわかる!)
田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる!中国人の金儲け、日本人の金儲け ここが大違い! (田原総一朗責任編集2時間でいまがわかる!)

宋さんのメルマガより、

宋文洲のメルマガの読者広場: 中国人の金儲け、日本人の金儲け
http://www.soubunshu.com/article/142751327.html

「大への決別」のようなタイトルをとって本を書くつもりでしたが、先週、「中国人の金儲け、日本人の金儲け・・・」という嫌なタイトルで発売されました。

原稿が完成してもタイトルがなかなか決まらず、出版社の営業責任者の現場感覚を尊重し、任せた結果、このタイトルになってしまったそうです。

確かに、「中国人の金儲け、日本人の金儲け ここが大違い!」ってタイトルは、品がない・・・。書店で見かけても、タイトルだけ見る限り、正直、「ふん(鼻で笑う)」って感じ。

でも、営業責任者の方も苦しいところだと思いますよ。候補としてあがっていた、「大への決別」、「大の敗北」よりは、「中国人の金儲け、日本人の金儲け ここが大違い!」の方が目を引くだろうし、売れちゃいそうだし。

上記のメルマガを読むと、宋さんの最初の著書でベストセラーにもなった『やっぱり変だよ日本の営業』についても、

そういえば、「やっぱり変だよ・・・」などの本のタイトルも殆ど例外なく出版社からの提案でした。
(中略)
所詮、処女作の「やっぱり変だよ日本の営業」も嫌でした。はっきりいって今でも嫌です。

書籍のタイトルづけって、難しいものなんですね。

読んだわけではないんで、いろいろ悪口言うのも何なんですが、一時期流行ってた、「頭のいい人の○○」とかね。これを読んでいる時点で、あまり頭のいい人に思えない。

あと、「○○の品格」とかね。こんなタイトルつけるなんて、品格を疑いたくなる。

元祖というか、最初のやつはいいんですよ。でも、明らかに便乗したものが、たくさん出てましたよね。

↓そういえば、こんなん書いたなー。

「品格」本の品格
http://claimant.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post-3702.html

でも、これからは、営業責任者の苦悩とか、著者の究極の選択とか、そのへんのことも考慮して、あまりタイトルだけで即断しないようにしようかなと思いました。

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