ミニチュア風動画 HD版
先日、動画をミニチュア風に加工する手順を紹介したのですが、
2010年7月10日(土) FFmpegとImageMagickを使ってミニチュア風動画を作る方法
その時、素材として使った動画が元々けっこう圧縮してあるものだったため、できあがったものにはブロックノイズが入ってしまっていました。
今回はより高画質で作ってみようというもの。
フリーで使える高画質素材が見つからず、しょうがないので、自分でビデオ撮影した動画を使いました。解像度は1280x720。
静止画の抽出で前回と変えたのは、jpgではなく、bmpにしたところ。多少は良くなると思います。
ffmpeg -ss 0 -vframes 1 -i xxx.mp4 -f image2 xxx.bmp
出力ファイルの拡張子をbmpにすれば、ffmpegが勝手に解釈してくれます。楽ちん。
ImageMagickでのミニチュア風加工に仕方は前回と全く同じです。ただ、解像度があがったので、時間がかかりますね。私のマシンでは1枚あたり5秒くらいかかってました。30fpsだと、10秒分の動画を作るのに、25分かかってしまいます。待つのはやめて、他のことをしましょう。
くっつけて動画にするところですが、-vcodec rawvideoでaviにしようとすると、フレームレートの指定(-r)がうまく効かないみたい。jpgの時は効いたような気がしたんですが。
ここは、可逆圧縮の -vcodec huffyuvを使いましょう。サイズはちょっと大きめですが、無圧縮ほど大きくはなりません。
長い動画をYouTube等にアップロードする場合は、もっと小さくなるコーデックを選んだ方がよさそうです。私が今回作ったのは、20秒程度で500MBくらいだったので、まあ許容範囲かなと。
で、できあがったのがこれ↓
前よりだいぶ画質がよくなったと思いません?
畑や街路樹の緑色が、いかにも人工物っぽい色になってグッドですね。やるなImageMagick。
ImageMagick逆引きコマンドリファレンス
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