« 多摩市のゴミ箱の再利用 | トップページ | いったん内定を出すところがうまい! くら寿司の入社試験 »

2010年9月 6日 (月)

LED照明を選ぶときには「ちらつき」に注意?

詳しくないときには、タイトルの末尾にクエスチョンをつけてみる。

全然知らなかったんですが、LED照明にもチラつきがあるんですね。

法の“空白地帯”でLEDトラブル、札幌市 | 建設:最新ニュース | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

札幌市が市役所の執務室や廊下にある約9000本の蛍光灯を直管型LED照明に取り換えたのは2010年3月のこと。その直後、一部の職員が「目が疲れる」「気分が悪い」といった体調不良を訴えた。市がアンケート調査した結果、「業務に支障がある」と答えた職員が7.4%に及んだ。

ちらつきと言えば、昔の蛍光灯ってちらついてましたよね。最近は、長時間利用するような場所のものは、ほとんどがインバータ方式に変わったみたいで、気にならなくなりました。

話を戻して、LED照明は直流を使うため整流器を介する必要があるのですが、この整流器の性能というか仕様にいろいろあるようです。

札幌市の場合、交流の周波数は50Hz。整流器を介した電圧は1秒間に100回の頻度でオンとオフを繰り返していた。

このへんのちらつきに対して、体が受け付けない人がいたんでしょうね。

ということで、

それでもクリアスは健康被害が出たことを重視。2550本すべてについて今後、電圧がゼロに落ちず、変化も少ない回路を備えた別のLED照明を納入し直す。

仕様の違う整流器回路を使ったものへ交換することで、対応するとのこと。

しかし、この性能を数値で表すことは難しいらしく、

ただし、ちらつき防止の規定は「安定的に点灯動作するための装置を設ける」といった記述にとどめる見込み。「明るさや電圧の変動幅がいくらまでなら健康被害が生じないのか、客観的な数字で規制するのは難しい」(経済産業省製品安全課)からだ。

一般の消費者の場合、どう選ぶのか、ってのが難しいですよね。「ちらつきを抑えた」ことを売りにする製品も出てきたりするかもしれませんが、客観的な基準がなければ、どの程度当てにしていいか分からないし。

家中の照明を一気に取り替えたりはせずに、まず一つ買ってみて、リビングみたいな長時間使うところで試してみるとか、その照明のもとで読書をしてみるとかして、問題なさそうならその銘柄を購入する、みたいなやり方が無難かもしれませんねえ。■

[2009年9月18日追記]
所さんの目がテンという番組で、ちらつくLED電球と、ちらつかないLED電球の見分け方を紹介していました。

ちらつかないLED電球の見分け方

LED照明信頼性ハンドブック
LED照明信頼性ハンドブック

« 多摩市のゴミ箱の再利用 | トップページ | いったん内定を出すところがうまい! くら寿司の入社試験 »

ニュース」カテゴリの記事

グッズ、ガジェット、家電」カテゴリの記事

コメント

LEDの健康被害は、ちらつきだけではありません。
私はLED照明だけで酷いドライアイになりましたから。おまけにLED豆電球系、LED照明、LEDバックライトで、酷いドライアイ、網膜障害、皮膚障害になった人達が、病院に急増中です。
鼻炎や自律神経系の異常も起こします。
青白い光は、脳まで到達しますから、不眠症、うつ、精神病、統合失調症になり、仕事を辞めた人達も急増してます。

浴びるだけでなりますから、注意して下さい。

発光ダイオードの発光は、発光すると、必ず、紫外線、赤外線を出しますので、人体の細胞を破壊してしまいます。
このため、ガンなどの様々病気にもなります。
店舗などの、ちょっとしたLED照明やLED電球系を浴びるだけで、全国で健康被害が急増してます。

コメントありがとうございます。

>発光ダイオードの発光は、発光すると、必ず、紫外線、
>赤外線を出しますので、人体の細胞を破壊してしまいます。

紫外線、赤外線が含まれているということであれば、LED照明に限らず、白熱電球も、蛍光灯も、そして太陽光についても同様です。

要は程度の問題ですが、白熱電球は全波長域に渡って発光しますし、蛍光灯は紫外線域に近いところでピークが出たりします。

下記ページにスペクトルのグラフが掲載されています。

スペクトル色々: 照明とディスプレイ
http://t.nomoto.org/spectra/000198.html" rel="nofollow">http://t.nomoto.org/spectra/000198.html

これをふまえると、紫外線を気にするなら蛍光灯の方が、赤外線を気にするのなら白熱電球の方が、より有害という結論になるように思えます。

LEDはむしろ余分な領域の波長を含まないことによって、虫が寄ってこない(=紫外線が少ない)、発熱が少ない(=赤外線が少ない)などの特長を持っています。

またLED照明の発光方式もいろいろあり、それぞれによりスペクトル分布は異なってくるので、LED照明全般がその波長域に起因する問題をかかえているという考え方には無理があります。

下記には、白色(無色)のLED照明の代表的な3つの発光方式が記載されています。

白色LEDの発光方式 | 提案資料 | 設計・提案支援 | 東芝ライテック(株)
http://www.tlt.co.jp/tlt/lighting_design/proposal/led_basics/led_w_emission.htm" rel="nofollow">http://www.tlt.co.jp/tlt/lighting_design/proposal/led_basics/led_w_emission.htm

マメコさんがLED照明の健康被害にあわれたというのは紛れもない事実だとは思いますが、それが波長域に起因するもの(紫外線、赤外線が含まれる割合)なのか、また、すべてのLED照明に当てはまるものなのかは、もう少し考察する必要があると思います。

また、あげていただいた様々な症状の種類や、患者数の増加についての情報も、どこから得た情報なのか、なんらかの情報ソースを示していただけると、説得力が増すと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: LED照明を選ぶときには「ちらつき」に注意?:

« 多摩市のゴミ箱の再利用 | トップページ | いったん内定を出すところがうまい! くら寿司の入社試験 »

スポンサーリンク


スポンサーリンク


無料ブログはココログ