中国大使館前デモと右翼を結び付けようとするNHKの印象操作・偏向報道?
ちょっと前に、NHKのニュースが、日本で行われたデモと中国大使館前での抗議行動を報じていなかったということを書いたのですが、
午後7時のニュースではスルーだったのですが、午後8時45分のニュースでは報じていました。
前半は中国で起きたデモ、後半は日本で起きたデモ、という流れだったのですが、なんか変な意図があるんじゃないかという気が・・・
下記は、アナウンサーが読み上げる内容と、表示されていた画面を再現しているものです。
(1)デモの写真を掲載した中国民間保釣連合会のホームページでには・・・
(2)・・・中国で日本への抗議デモを呼び掛ける書き込みがありました。
(3)書き込みでは今日の午後予定されていた東京の・・・
(4)・・・中国大使館前で行われる集会や、中国大使館にライフル銃のものとみられる・・・
(5)・・・金属製の弾が送りつけられた事件に触れ、・・・
(6)・・・凶暴な行動だとして日本の動きを批判しています。
このため今回のデモの背景には東京で今日午後行われた中国に抗議する集会を事前に察知した中国側が・・・
(7)・・・日本の動きに対抗する狙いで起こしたものという見方が出ています。
で、この後、日本でのデモの様子が報じられてました。
まず、気になったのが(4)のところ、昨日の大使館前での集会と、送られた銃弾を並列しているところ。一瞬、関連を示唆しているように思えてしまう。まあ、掲示板に書き込まれた内容なので、そのまま紹介しただけと言えばそれまでですが。
で、もっと気になるのが(6)のところ。
Youtubeに「画面一杯に『日本右翼』の文字を12秒間も流すNHK・・・」というコメントがあったので、気にして見てみたのですが、確かに12秒くらいありました。
その間に読まれた原稿の文の量を見てもらうと分かるように、他の画像より明らかに長く表示されていました。
しかも、画面に「日本右翼」の文字を表示させながら、
「東京で今日午後行われた中国に抗議する集会を」と、東京でのデモに触れるあたり、デモと右翼の関係を印象づけようという意図があるんじゃないかと勘繰ってしまいます。
昨日のデモに右翼が全く関係ないかというと、そんなこともないんでしょうが、YouTubeにアップされた動画を見ても、ほとんどの人が一般人だし。よく見かける右翼の街宣活動とは、一線を画したものだというのは明白です。
「中国大使館デモ」、「銃弾」、「右翼」の3つの関連をほのめかして、日本でのデモは一部の過激な愛国主義者が起こしたものという印象を持たせようとしているような気がしてなりません。
考えすぎでしょうかねえ。
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