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2010年10月16日 (土)

感謝した時にやること、やらないこと

イタリアに嫁さんと旅行した時のこと。

ちなみに、嫁は海外に行くのは初めてだったし、私も出張でアメリカに行ったことがある程度で、旅行は不慣れ。

その辺のお店でワインを買ってきて、ホテルの部屋で飲もうとしたら、コルク栓抜きがない。

内線で済むんだろうけど、電話で話すのはこわいので、フロントまで言って

  私 「コルクスクリューを貸してください」
  フロント 「係のものが部屋までお持ちします」

と、イタリア語は分からないので、英語で。(ホテルだと英語は通じますもんね)

で、その後部屋に戻ると、係の人が持ってきてくれた。後で返すのも面倒なので(そのまま部屋に置いておけば構わないだろうと今は思う)、その場で開けて返してしまおうと、開けようとするも、下手くそで手こずっていると、

  ベルボーイ 「開けましょうか?」
  私 「じゃあ、お願いします」

開けてもらったので、満面の笑みで "Grazie"と言って(この程度のイタリア語は習得)、栓抜きを返して、帰ってもらいました。

・・・日本なら、これで問題ないんだろうけど。

かなり後になって、気付きましたね。「あ、チップ渡してない」って。

部屋に何か持ってきてもらっただけでも渡すのが普通ですよね。しかも、ワインの栓まで開けさせといて、チップ渡さないなんて・・・

でも、分かってほしい。感謝したときにお金を渡すなんて発想は、日本人にはないんですよ。(「知らんがな」byベルボーイ)

発想がないというより、そんな時にお金(しかも小銭)を渡すようなことが、いかに失礼な行為であるか。

仕事で何かするたびにお客に小銭渡されたら、「結構です。給料は別にちゃんともらってますから」って言いたくなっちゃいそう。でも、チップの制度のある国は、チップもらうの込みで給料決まってますからね。貰わないと、やっていけない。

接客をちゃんとやるように仕向けるためのシステムなんでしょうが、そのへんもしっくりこない。そんな目の前にニンジンぶらさげなくたって、やるべき仕事はちゃんとやるってんだ、ってのが日本人のメンタリティでしょ。勤勉さでしょ。

なーんて、日本人を軽く美化したところで、仲居さんに渡す「心づけ」っていうシステムがあったなあ、なんて思いだした。

最後に渡すのは損だ、最初に渡せば、いい部屋を割り当ててもらったり、サービスが良くなったりするぞ、みたいな変なコツがあったり。

結局、地獄の沙汰も、なんでしょうかねえ。

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旅のチップ速修ガイド (地球の歩き方旅マニュアル)

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