ポプラ社小説大賞で「KAGEROU」に負けた作家は、自作品をネットで発表してみては?
「KAGEROU」のアマゾンレビューがとんでもないことになっているのはご存知の通り。
★1つではなく、★5つが荒れている。
下記のブログには、レビューのキャプチャ画面などがあり、どんな状況かよく分かります。みなさん知恵をしぼって荒らしていますねえ。
水嶋ヒロの小説「KAGEROU」 Amazonのレビューで炎上中 星5つは大喜利状態に | ニュース2ちゃんねる
で、こんなレビューもありました。
Amazon.co.jp: 作家志望さんのプロフィール: レビュー
★☆☆☆☆ 小説と呼べる代物ではないです 2010/12/15
今回のポプラ社小説大賞には私も応募していました。
私が応募した賞の大賞を受賞した方が芸能人だということが公表されたときは正直驚きました。
作家を志望するものの端くれとして、読んでもいないものを貶すという行為は耐え忍んでいましたが、しかし、読了した今なら言えます。
これは小説として欠陥品と言わざるを得ません。
少なくとも、大賞として在るべきではないのです。
私が4年間かけて書いた小説はこんなものよりも劣っていたのかという悔しさが満ち溢れてきます。
私だけでなく、今回応募した、水嶋ヒロさんを除く全ての方々が同じ気持ちであろうと思います。
審査員は本当に私の作品を読んでくれたのでしょうか。
これほどの無念さを私に感じさせるほど、あまりに残念すぎる内容でした。
水嶋ヒロさんのポプラ社小説大賞受賞に関して、八百長・出来レースだという噂があって、それに関する書き込みなどに、「他の応募者に失礼」っていうのをよく見かけるんですよね。
でも、場合によっては、作家志望さんの応募した作品は、「小説と呼べる代物では」なく「小説として欠陥品」である『KAGEROU』よりも駄作だったのかも。
つまり、ポプラ社小説大賞に応募してきた作品で一番良いのを選んだら「KAGEROU」だっただけ。他のは全部、それ以下だった。そういうことかもしれませんよ。
ね?悔しいでしょ?
そうじゃないってことを証明するためには、作品を公表するしかないじゃないですか。
何も自費出版なんてことしなくても、今はインターネットがありますから。テキストでも、htmlでも、PDFでもいいから、HP作って置いちゃうんです。で、知ってもらうために、amazonのレビューに「ポプラ社小説大賞で『KAGEROU』よりも低い評価をくだされた作品です」って言って、リンク貼れば、話題になって多くの人の目に触れることになると思いますよ。
編集者もついていない状態じゃ、出版に値するクオリティになっていないかもしれませんが、少なくとも原石という視点で「KAGEROU」と比べてどうなのかという判断はしてもらえると思いますよ。
「ポプラ社小説大賞落選者作品のサイト」作ってみたらどうでしょう?
« AviUtlの拡張x264出力プラグインを使ってPMP用の動画変換 | トップページ | VLCメディアプレイヤーがクリスマスバージョンに 2010 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 小僧寿しの由来は志賀直哉の『小僧の神様』・・・なのか?(2021.12.28)
- 「エレガントな問題解決」演習問題 2.1.27(d)の解答(辺の長さ1の四角錐と正四面体の貼り合わせ)(2017.02.01)
- 「エレガントな問題解決」演習問題 2.1.27(a)の解答(5つの10年区切りを生きたマーサの年齢)(2016.12.14)
- 「エレガントな問題解決」演習問題 2.1.25の解答(分母が3つの項の積になっている数列の和)(2016.11.17)
- 「エレガントな問題解決」演習問題 2.1.22の解答(コーヒーとミルクの割合)(2016.11.15)
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- 「先生! 、、、好きになってもいいですか?」と「時をかける少女」(2017.11.05)
- 宇多田ヒカルはJASRACから著作権管理を引き上げて、NexToneにでも委託したら?(2017.02.12)
- WBS大江麻理子アナの体重は44.5kg(2016年5月19日現在)(2016.06.27)
- 「クイズ斎藤工の100のコト」にタクミの本気を見た(2016.01.24)
- ウーマンラッシュアワー村本のすべらない話の間違いが気になる(2016.01.11)
コメント
« AviUtlの拡張x264出力プラグインを使ってPMP用の動画変換 | トップページ | VLCメディアプレイヤーがクリスマスバージョンに 2010 »
ポプラ社の落選作を公開してます。
今後もっと良い作品を書くために、
感想、厳しいツッコミ、歓迎しますのでよろしく。(笑)
http://p.booklog.jp/book/16505" rel="nofollow">http://p.booklog.jp/book/16505
投稿: 塚越広治 | 2010年12月21日 (火) 21時08分
コメントありがとうございます。
他にも公開している人はいないかなーと検索してみたのですが、丸ごと公開している人はほとんどいないみたいですね。公開してしまうと、他の賞に応募できなくなってしまうからってのもあるのかもしれません。
ポプラ社以外も含めると、公開している人もけっこういますね。
サイト「小説を読もう!」を「落選」で検索した結果
http://yomou.syosetu.com/search.php?word=%E8%90%BD%E9%81%B8" rel="nofollow">http://yomou.syosetu.com/search.php?word=%E8%90%BD%E9%81%B8
とにかく読んでもらいたい、という希望をかなえる場があるってのはいいことだと思います。
書き手の人にとっては、受賞/落選の傾向をみることができ、いい参考になるかも。出版社や賞によって、好まれるテイストみたいなものもあるでしょうしね。
投稿: 管理人 | 2010年12月24日 (金) 07時27分