M-1 2010でパンクブーブーは「同じネタ」をやったのか?
今年(2010年末)のM-1、生では見てなかったんです。録画だけして、あとで見ようと。
で、見ないまま、翌日、2ちゃんねるが盛り上がっていたので見てみると、
痛いニュース(ノ∀`) : 「M-1グランプリ2010」 優勝は笑い飯 - ライブドアブログ
笑い飯を優勝させる出来レースだと、大盛り上がり。
で、読んでいると、パンクブーブーが準決勝と決勝で同じネタをやったみたいに書いてあったんです。
>はいはい、やらせやらせ
>パンクブーブーが同じネタやったのも頷けるな
>同じネタとかにコメント出来るわけねーだろ
>ナメてんのかとキレられなかったよしマシ
>ディレクター「パンクさん、笑い飯が優勝の流れなんで同じネタやってもらえますか」
>パンクブーブー「わかりました」
>パンクの2本目は、1本目をネタにするっていう入りかと思ったら、
>ガチで同じパターンできたので、耳を疑った
ほんとに同じネタをやったの?なぜ?って思いますよね。
何か裏があるのでは?上記にあるように、優勝しないための指示とか、出来レースへの抵抗を表現とか、勘ぐってしまう。
で、その後、(やっと)録画していた番組を見ました。
別に、全く同じネタをやったってわけではなかったんですね。
私の推測では、特別な意図はなく、もちろんネタ切れでもなく、パンクブーブーが今年完成させたのがこのフォーマットで、このスタイルを一番推していたというだけだと思います。
見た人は分かると思うんですが、起きたことだと思わせといて単なる心情だったり、モノローグと思わせた部分を発音していたり、あとは、文脈的に主語はこの人だろと思わせておいてそれを裏切ったり。
↑われながらこんな説明じゃ分からんよね
例えば、こんな人がいた、って話の展開だと、まあ、街中とか、お店とかそういう場面を(勝手)思い浮かべるじゃないですか。で、聞き手の想像が固まった頃に、あとから、「海岸だった」みたいな変なシチュエーションだったことを言うんです。相手が馬に乗っていた、とか。で、その伏線も張ってあって、冒頭に「ひざが肩にぶつかった」ってのがあって、最初ボケだと思っていた部分が、結局ボケではなかったみたいな。
話芸だからできるミスリードを巧みに使ったフォーマットです。完成度高いと思います。
そして、フォーマットという意味では、笑い飯もスリムクラブも準決勝と決勝で同じものをやっているのには違いないのですし。
パンクブーブーの場合は、話の展開にも似た部分が多かったため、「同じネタ」という印象を与えてしまったようで、大きな敗因でしょうね。
フォーマットには自信があったから、これでもいけると判断したんだとは思います。
というわけで、やらせとか何とかではなく、単にヨミを間違えたんだなあということで、私は納得。
で、スリムクラブが優勝しなかった件については、また別の機会に・・・
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同じパターンのネタというだけですよ。
それを言ったら笑い飯とかハライチは万年同じパターンですがねw
投稿: | 2010年12月31日 (金) 00時31分
コメントありがとうございます。
掲示板なんか見ていたら、パンクブーブーは同じネタやっていたからまず除外、みたいな書き方されていたんで、気になったんですよね。笑い飯は「同じネタ」とは言われてなかったので。
最終決勝に残った三組でいうと、すべて同じパターンではありましたよね。ただ、パンクブーブーは特に似ている内容でした。録画しているやつを見直してみたんですが、細かい単位で見ると、全く同じか、ごく類似したネタがいくつかあるというのと、友達の話というオチも共通しているという点がありました。
最終決勝で全く違うパターンを持ってこれれば、審査員の評価も、会場の反応もかなり良くなるとは思うんですが、違うパターンの2つのネタのクオリティを両方あげるのは難しく、共倒れになる可能性も高いから、誰もやらないんだとは思います。
ネタ1回勝負でいいんじゃないかと、松本人志もよく言っていたような。
投稿: 管理人 | 2010年12月31日 (金) 04時55分