M-1 2010の優勝を笑い飯は素直に喜んでいたのか
出来レースだ、八百長だ、なんて言われる原因の一つに、優勝が決定した直後の笑い飯の二人のリアクションがあるような気がするんですよね。
哲夫がずっと
「やったー、やったー、やったー」
と言っていたんですが、こんな感じ↓
本気の感激というかは、ちょっとおちゃらけた雰囲気。
西田は、最初リアクション少なめで、しばらくした後、
「やっとやー!やっとやー!」
と叫んでいました。ちょっとテレビ向けのリアクションという感じですが。
しんみりと、「やっとです・・・やっと・・・取れました」みたいな感じの方が、喜びが伝わったかも。
って言っても、そんなお涙ちょうだいキャラじゃないですもんね。彼らなりのサービス精神であり、照れ隠しというところなんだと思います。
で、ちょっと誤解を招きかねないリアクションの後の、松本人志のコメントが物議をかもしていました。
松本: もう、ほんと僅差で、もう、「スリム飯」って書いたろかなと
あ、違う違う、ここまでは問題なし。しっかり、笑いを取っていました。審査時のコメントも松本氏はちゃんと笑いを入れようとしてくるんですよね。他の審査員が当たり前のことしか言わない中。
でも、この後、
松本: ただ、もう、ほんとに笑い飯、最多出場の最後、なんか取らしてやりたいなーって
うわぁ、なんかすごく語弊のある発言。
松本氏がスリムクラブに入れていたら、すんなりと聞けたコメントなんでしょうけど、「取らしてやりたいなー」と[松本は笑い飯に投票]の間に、因果関係を見出してしまうのが人情というもの。
審査とは全く別の次元で、取ってほしい、という気持ちがあったということなんでしょうけど、審査にバイアスがかかっていたんじゃないかという邪推の対象になりそう。
で、実は、笑い飯的には、今回も優勝を逃すというのもアリだったんじゃないかと。数年後、十数年後に、誰もが実力を認めている、あの漫才コンビが、実はM-1を取っていなかった、みたいな伝説も悪くないんじゃないかなあ。
あと、スリムクラブは優勝逃して、かえって良かったかも。ここ数年、M-1優勝が必ずしも大ブレイクにつながっていないという状況があるし、年明けからの仕事で、「M-1優勝の○○」みたいな扱われ方ばかりするのは、無名のコンビにとって危険すぎます。
彼らのネタのように、十分に間(ま)を取って、ジワリジワリとせり上がる感じがいいんじゃないかと。
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