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2010年12月 5日 (日)

不思議の国のアリスとスーパーマリオ

今さらですが、「不思議の国のアリス(矢川澄子訳版)」を初めて読みました。

全体的に、わけが分からない風味なのは置いておいて、こんな場面が、

(小さくなったアリスが、その身長(身の丈3インチ)についてイモムシと話している場面)

それからキノコからおりてくると、草むらをわけてどこかへ行っちゃった。ただ去りぎわにこうつぶやいただけだ。「かたっぽは高くなるし、もうかたっぽは低くなるよ」
「かたっぽ、もうかたっぽって、何のこと?」アリスは考え込んだ。
「キノコのさ」イモムシは、まるでアリスが声にだしてききでもしたみたいにこたえたかと思うと、次の瞬間には見えなくなっていた。

不思議の国のアリス イモムシの入れ智恵
「5章 イモムシの入れ智恵」より

この後、アリスがキノコの片方を食べてみると、

とたんに、あごの下にがんとつきあたったものがある。足があごにぶつかったんだ。

つまり小さくなったんですね。(小さくなったからといって、あごに足があたるってのも不思議な話ですが)

で、急いでもう片方を食べて、今度は大きくなるわけです。

「キノコを食べて大きくなる」ってなんだかスーパーマリオみたい、と思って検索してみると、ありました。

スーパーキノコ - Wikipedia
スーパーキノコのモチーフは不思議の国のアリスに登場するキノコからと宮本茂が海外でのインタビューに答えている。

おお、やはりアリスに着想を得ていたのかあ。

という発見をした、というお話でした。

不思議の国のアリス (新潮文庫)
不思議の国のアリス (新潮文庫)

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