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2011年1月 9日 (日)

グルーポンの「半額」は本当だった

スカスカおせち(すでに固有名詞化)の件です。最初はネットで盛り上がってるだけでしたが、マスコミが取り上げたり、消費者庁が調査に乗り出したり、なかなか大ごとになってますね。

で、これ↓を読んで知ったのですが、

痛いニュース(ノ∀`) : グルーポンおせち事件、ついに消費者庁が介入へ - ライブドアブログ

グルーポンって「半額」なんですね。

「何をいまさら」って?、いえいえ、割引率のことじゃないですよ。

クーポンの仲介をした場合の、グルーポンの取り分の話です。つまり、グルーポンのマージンは50%。

あなたがお店をやっているとして、普段1万円で売っているものを、グルーポンを通じて売ろうと思ったとします。売価は5000円になりますよね。そのうち、2500円をグルーポンが持っていってしまいます。

つまり、お店は75%OFFしないと、グルーポンでは販売できないことになります。

なんだか無理のある数字だと思いませんか?

そう、無理があるから、実態のない「架空の定価」が生まれてしまう。

前述のリンクに分かりやすい書き込みがあったので、引用。ありがとう、かもんちゃん(山口県)。

グルーポンのマージン、架空定価、原価の関係

そもそも、構造的に偽装が生まれる環境があったと考えるのが自然ですよね。こんな値下げ価格で成り立つものが、そんなにたくさんあるとは思えないですから。

ほとんどのお店は、25%に減った(←ほんとは違うけど)売上でなんとかやりくりして、文句言われないレベルまで持って行っているんでしょうけど、大した工夫もせずに、その程度の原価で作ると、バードカフェみたいになっちゃうんじゃないかと。

「原価をめちゃくちゃ下げる」or「架空の定価を設定する」の二択になっちゃう。あるいはその両方でしょうか。

というわけで、今回の件が、バードカフェだけでなく、半額クーポン系のサイト全体に飛び火してしまうのではないかと言われているゆえんです。

そら、ホリエモンも必死に火消ししようとしますわな。

まさに「やぶへび」だなあ ~ホリエモンとグルーポンの件~

彼がかけたのは、水ではなく油だったわけですが。

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