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2011年2月 1日 (火)

嘘を重ねる、グルーポン&バードカフェ

バードカフェのおせちの一件。

ほぼ、ひと月たちましたが、最近になってやっと、食品の偽装表示が明らかになってきました。

バードカフェおせちの産地偽装は、納品書ですでに暴露されていた

で、グルーポンサイドでも、どのような偽装があったのかを、サイトに掲載しておりました↓

グルーポン(GROUPON) バードカフェ(横浜)「謹製おせち」に関するご報告

偽装内容の引用は以下、

バードカフェおせちの食品偽装
バードカフェおせちの食品偽装

上記ページで気になったのはここ↓

外食文化研究所によると、本件商品500セット分の食材を調達することができず、本件商品について、以下のとおり、表示と異なる食材が使われていたことが判明いたしました。

「食材を調達することができず」???

この言い方だと、調達する気はあったが、諸々に理由によりできなかったという意味にとれます。

納品してくれる業者があれば、調達する気はあったのか?

ランプフィッシュではなく、10倍以上高価な本物のキャビアを調達する気が、そもそもあったのか?

高級食材といつわって、安価な材料で仕上げて、一儲けしようという魂胆が当初からあったんじゃないか?

調達できない場合の代替品というのは、普通、同じくらいの価格ランクのものにするべきなんじゃないでしょうか。前述の一覧表を見る限り、明らかに安いもので済ませようという意図がみえみえです。

表示していた食材を、「調達できなかった」のではなく、最初から「調達する気はなかった」と認めない限り、外食文化研究所は嘘をついていると思うのですが。

そして、そんなバレバレの嘘を真に受けて、ホームページで報告しているグルーポンも同罪だと思います。

鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ 食品偽装の最前線――魚・肉・野菜・米 (晋遊舎ブラック新書 3)
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