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2011年4月 6日 (水)

始業時間を早めても、電力ピークは変わらない

政府が思いつきでなんか言うたびに2ちゃんねるで話題になる。

痛いニュース(ノ∀`) : 日本政府、企業に始業時刻を1時間早めるよう要請 - ライブドアブログ

ニュースのソースはこちら↓

【速報】企業に始業1時間前倒し要請へ - 社会ニュース : nikkansports.com

【18:51】政府が夏場の電気需要抑制策として、企業に始業時刻を1時間程度早める要請を検討していることが分かった。

もしかしたら、思いつきじゃなく、ちゃんとした根拠があるのかもしれないけど、そこをはっきり説明しないで、こういう情報だけ流すと、混乱するだけでしょう。

でもやっぱり、普通に考えて、始業を1時間早めても何ら効果はないと思うんですけどね。

夏の電力需要のピークは午後1時~3時あたりですよね。なぜここがピークになるかというと、何よりもこの時間帯に気温が上がるからで、かつ、ほとんどの人が活動していて、商業施設も娯楽施設も稼働しているからでしょ。

1時間早く仕事し始めたところで、この時間に仕事は終わっていないわけで、ということは気温のピークに合わせて、同じようにピークが来る。ピークの位置にも大きさにも効果がないと考えるのが自然だと思います。

もっと言うと、がんばって3時間くらい早めたり、遅くしたりしても、効果は期待できないと思われます。この時間帯って、どんなに早起きな人も、どんなに夜更かしな人も活動している時間でしょう。あと、寝ててもきっとエアコンつけちゃうだろうし。

オフィスビルって少なくても人がいればエアコンつけなきゃいけないんだから、エアコン止められるようにするには、休みにするしかないでしょう。ビル丸ごと活動休止状態にして、やっと大きな効果が出せるような気がします。空調は照明より微調整がしにくそうですからね。

各企業やオフィスビルに、平日のどこかで追加1日分休業することを義務付けるしかないでしょう。その1日分を(電力消費の少ない)休日出勤で埋め合わせるか、在宅勤務のような形にするかは、各企業の裁量だとは思います。

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