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2011年4月22日 (金)

企業の無駄な節電対策(電子レンジの待機電力)

電力不足に協力しようという心意気は大切なのですが、費用(=不便度)対効果というのは考えてほしいなあと思った話。

勤めている会社の事務所に電子レンジが置いてあって、お弁当を温める人なんかが使っています。

エリアごとに2台ずつ設置されているのですが、これが先日、節電のために片方の1台に使用禁止の貼り紙がされていました。↓こんな感じ

我が社の節電対策?電子レンジの待機電力?
イメージ

これ、意味あるのか?

結局、使える方を使いますよね。お弁当温めの待ち行列が長くなるだけでは?

で、待っている間、他の人とブーブー言っていたのですが、「待機電力をなくすためだろうか?」という意見が出て、なるほど。

と、一度は納得しかけたものの、電子レンジの待機電力がなんぼのもんじゃい、という疑問がわきまして、調べてみました。

会社に置いてあるのは、日立オーブンレンジ MRO-SA4という型番のもの。マニュアルをチェックしてみると、

日立オーブンレンジMRO-SA4の「待機時消費電力オフ機能」
待機時消費電力オフ機能について
電子レンジを使用していないときの電力を節約するため10分後に自動的に電源を切ります(表示窓の“0”表示が消えます)。キーを押しても受け付けません。ドアを開閉すると電源が入り(表示窓の“0”表示が点灯します)キーを受け付けます。

うちにあるもの(シャープ製)も、同じような機能が付いています。けっこう一般的なのかも。

使ってしばらく経つと、主電源が切れて、ボタン操作を受け付けなくなります。この時、ドアを開けると、物理的なスイッチ機構が働いて、主電源がオンになります。通常、使う前にはドアを開けるので、ほとんどデメリットがないという、とても賢い仕組みです。

つまり、待機電力はゼロ。いったい、われわれは何のために待たされているんだ???

ということで、総務部にかけあってみようかと思います。

SANWA SUPPLY TAP-S6 省エネタップ
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