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2011年5月26日 (木)

表参道のエスカレーターが動いていた!

エスカレーターが動いているなんてのは当たり前のことなんでしょうけど、最近は↓こういうことがあるので。

東京メトロが「無駄な節電」をしています

で、上記エントリにあるように、早朝の時間帯、東京メトロの表参道駅ではエスカレーターは止められていたんですが、今朝の出勤時にはなぜか動いていました。

↓こういう問題をちゃんと考慮するようになったんでしょうか。

「節電で障害者困惑 暗い駅、止まったエスカレーター」:イザ!

普段は問題がなくても、暗くなって目印が失われると、エスカレーター停止のロープに気づかずひっかかったり、

エスカレーターの停止で混雑した階段は他人にぶつかる可能性を考えると怖くて下りられない。

あるいは、↓この報道を受けて、節電対策を緩和したんでしょうか。

「夏の電力使用制限、病院・鉄道などは例外に」:イザ!

東京電力や東北電力の管内で懸念される今夏の電力不足対策で、政府が大口需要家に対し発動する電力使用制限令について、病院や鉄道など国民生活に大きな影響を与える複数分野を、例外扱いにすることが25日、明らかになった。

鉄道会社に気づいてほしいポイントは、下記の政府からの要望からも読み取れるんですが、

たとえば公共交通機関の鉄道では、電力使用制限による交通混雑を避けるために、節電を求める午前9時から午後8時のうち、通勤通学時間帯にあたるラッシュアワーは前年比並みに緩和する。電力需要のピークにあたる午後2時から4時は15%の削減を求める。

要約すると

・節電を求めるのは 9:00~20:00
・でも、ラッシュ時は大目に見ます
・でも、電力ピーク時の 14:00~16:00は15%減らして

ってことですよね。

じゃあ、早朝や深夜は?

そんなもん、やっても(電力不足には)何の役に立たないってところじゃないですか。鉄道会社の経費削減にはなるんだろうけど。

そんなところで、乗客に不便かけといて、「うちの会社は○○%削減しました」みたいなこと言われてもなあ。

節電を求められている時間帯に何パーセント削減できたのかってのが、アピールしてもいい数字なので、正確にその数値を発表してほしいと思うんですよね。■

[2011年5月26日追記]
当面は、エスカレーターは全面的に稼働させるという方針に決まって、それが実施された結果だったみたいです。

東京メトロと都営、地下鉄のエスカレーター運転再開

東京地下鉄(東京メトロ)と東京都は、東日本大震災後の節電対策に伴い一部停止していた地下鉄駅構内のエスカレーターの運転を25日に再開させた。電力の需給バランスが比較的安定していることから高齢者らの利便性に配慮、6月末まで原則全機を動かす。ただ、7月以降はいっそうの節電のため再び一部で止まる可能性もある。

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