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2011年6月 5日 (日)

ツイッターは遭難時に役に立つ?

こんなニュースがありました。

山で遭難の女性 ツイッターで遭難状況を逐一発信 | web R25

5月29日、お遍路に挑戦中のフリーライターの女性が愛媛県の山中で遭難。ツイッターで遭難状況をつぶやき続け、翌日救助されるという事件が発生した。

ツイートしていたってことは、携帯電話かスマートフォン持っていたってことで、おそらく、救急か警察に連絡した上で、ツイートもしていたって状況だったと思うんですよ。

ツイッターなんかせずに、救助隊と連絡を取るために電池を温存しておくべきっていう気もしますが、まあライターの性分みたいなものもあったのかも。

で、今回のツイッターの「○○発見器(自粛)」機能は、これ↓

このニュースが報じられると、ツイッターユーザーからは

「twitterはほんと使えるね」
「やっぱ災害時に便利だよね」

なぜ、そうなる。

こんな状況で役に立つのは携帯電話であり、助けてくれたのは、消防、救急、警察などの救助隊の人たちでしょ。

この女性ライターのフォロワーがたまたま近くにいて、救助したんかいな。

別のニュースソースを見てみると、

遭難中ツイッター…遍路の女性ライター無事救助 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

約3時間後に道に迷い、同寺を通じて119番した。
(中略)
また、携帯電話の電池が切れるまで、簡易投稿サイト・ツイッターで遭難状況を発信。

携帯の電池切れたあげく、最後は固定電話からの119番通報じゃないか。

同署員らが捜索にあたり、30日午前9時20分頃、県警ヘリコプターが同寺の北約4・2キロの山道で手を振る森さんを発見した。

愛媛県警はヘリコプターまで出動させて救助にあたったんですね。お疲れ様です。

R25の記事中のNHK広報局の人(良識派!)のツイートで指摘されているように、ツイートを見た人が通報するような流れだと、情報が重複する場合もあるだろうし、そもそもツイッターはこういう状況に向いていない。「拡散」とかしてる場合じゃないんですって。

ツイッターでの「救助要請」が役に立つのはせいぜいこれくらいかな↓

トイレ男? 「トイレットペーパーが無い!助けて」と『Twitter』で助けを求め無事生還 - ガジェット通信

上記に関しては、ちょっぴりハートウォーミング。

でも、この場合も、秋葉原のヨドバシカメラの電話番号調べて、店員さんに持ってきてもらったほうが早いような気も・・・

コワ~いツイッターの話 (宝島SUGOI文庫 ) (宝島SUGOI文庫 A へ 1-132)
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