マトリックスの掛け軸が気になる
ちょっと前にテレビでマトリックスやってましたよね。面白い映画だと思います。
英国の映画誌TOTAL FILMの“史上最高のSF映画”ベスト10の9位にも入っていたし↓
痛いニュース(ノ∀`) : 史上最高のSF映画は『ブレードランナー』。2位『スター・ウォーズ』、3位『2001年宇宙の旅』 - ライブドアブログ
ただ、洋画を見ていてよくあることなんですが、和のテイストみたいなものを入れたあたりがちょっと変だったりすることってないですか?
このマトリックスだと、ネオとモーフィアスが仮想世界でカンフー(?)の練習試合をする場面、
床の間みたいなところに、掛け軸があって、チラ、チラっと映るんですが、何て書いてあるか気になって、対戦に集中できず。それに、あまり上手な書に見えないし。私の審美眼がないだけかもしれませんが。
コマ送りにして見てみたら、
「勝速日」と書いてある
勝速日? どういう意味だろう?
検索してみると・・・
アメノオシホミミ(マサカツアカツカチハヤヒアメノオシホミミ)は、日本神話に登場する神。『古事記』では正勝吾勝勝速日天忍穂耳命、正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命、『日本書紀』では天忍穂耳命、『先代旧事本紀』では正哉吾勝々速日天押穂耳尊と表記する。
読み方は「カチハヤヒ」で、どうやら、神様の名前の一部にもなっている模様。
名前の「マサカツアカツ(正勝吾勝)」は「正しく勝った、私が勝った」の意、「カチハヤヒ(勝速日)」は「勝つこと日の昇るが如く速い」の意で、誓約の勝ち名乗りと考えられる。「オシホ(忍穂)」は多くの稲穂の意で、稲穂の神であることを示す。
「勝つこと日の昇るが如く速い」ってことらしいですが、太陽が動くのってそんなに速いかぁ?という疑問が。まあ、「秋の日はつるべ落とし」なんて言葉もあるし、場合によっては、日の出や日の入りのスピードは速いっていう捉え方もできるんでしょうかね。
あと、三重県の鈴鹿市には、勝速日神社(カツハヤニチジンジャ)という神社もあるそうです。
勝速日神社 - 三重県鈴鹿市 - 059-386-7808 - 9199.JP街検索
ということで、マトリックスの掛け軸の「勝速日」という言葉自体は特に不自然ではなさそうですが、やっぱり、なんだか字が下手に見えるのは私だけ? 書道の分かる人に鑑定してもらいたい。
変な映画を観た!! (ちくま文庫)
大槻 ケンヂ
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