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2011年8月21日 (日)

フジテレビの韓国プッシュは、本当に商売なんだろうか?

フジテレビが韓国のコンテンツやタレントをゴリ押ししているのはご存知の通り。

で、そこに韓国マネーが絡んでいるんじゃないか、っていう説があったりしますよね。

韓国の国家ブランド委員会からお金が流れているのではとか、韓国系の株主比率が大きくなって影響を及ぼしているのでは↓とか。

痛いニュース(ノ∀`) : ひろゆき「フジテレビと日本テレビの放送免許が危ない」…外国人の株保有比率が20%以上に - ライブドアブログ

で、そんな話を聞くと、何を大げさな陰謀説にしているんだ、っていう考えもちょっと頭をよぎります。

例えば、

小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句
「面倒くさい」あの話に触れてみようと思う:日経ビジネスオンライン

フジテレビは、「少女時代」や「KARA」を不自然なほど強力にプッシュしている。それは事実だと思う。
 でも、彼らの韓国プッシュは、陰謀ではない。
 ただの商売だ。

とか、

「韓流ブーム批判」と「デモ」はなぜ起こったのか? | ニコニコニュース

(津田大介氏からの、政治性が高いお金の流れ、広告代理店もグルなのでは、という問題提起に対し)
ジャーナリストの青木理氏は、「基本的には無いと思っている。フジテレビとか電通は保守にブレることはあっても、韓国のコンテンツを意図的に売るというのは論理として成り立たない」と語った。

私も最初は、金に目がくらんで韓国コンテンツを推すにしても、フジテレビは産経新聞系だから、最低限の保守のラインは守るはず、と信じていたんですよね。

フジテレビはKARAの版権も持っているので↓

フジテレビの子会社がKARAの著作権を所有していることを、JASRACのデータベースで確認

「韓流ブームを作り上げて儲ける」というモデルも成立しますし。

でも、どうもそれだけでは理屈が通らないようなことがあるんですよね。

私、フィギュアスケート見ないんで、全然気にとめてもいなかったんですが、浅田真央選手がキム・ヨナ選手に勝った時の、フジテレビの報道の仕方って、ちょっと常軌を逸していたんじゃないでしょうか?

見てもらえば分かるのですが、キム・ヨナプッシュではなく、もほや浅田真央叩きなんですよね。

特に、「とくダネ!」の異常な報道姿勢が際立っていて、そりゃ、花王(とくダネ!のスポンサー)の不買運動も起きるわ、って感じ。

どういう力やお金が動いたら、こんな偏向をするのだろうかと、すごく不思議。

でもまあ、番組提供企業も視聴者の意向を無視できないようになってきたみたいで、ライオンも「第二の花王」にならないように、慎重な対応をしているようです。

フジテレビ「ごきげんよう」スポンサー降板について  ライオン広報「何も答えられない」|ピカピカニュース2ch

肯定も否定もできない微妙な立ち位置。

でも、「そのような事実はありません」と、単純には答えられないあたり、視聴者を無視できない状況が生まれつつあるんだなあっていう希望が持てます。

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